治家のゲーム・アナウンサーのゲーム】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

今に始まった話ではないが、メディアの政治家ニュースの扱い、どうにかならないものかと。

小野田紀美・経済安保相と「ほぼ徹夜で桃鉄30年」(中日新聞)

小野田大臣はゲームが大好き?
またこれ?

ゲームの元競技者で、ゲーム好きの人間ばかり、吐くほど見てきた自分にとっては、本気でどうでもいい話だ。

せめて英会話が上手いなら、外交戦略上、国益に寄与しそうである。
IQ 140とかなら、有用な政策を選別して提案してくれそうだ。

その人材がどういう事を学び、どういう政策を持っていて、今後どのような政治を行っていくのか?
そもそも小野田大臣の政治的抱負や政治目標について、報道されただろうか?

これまでも石破茂元総理や維新・前原誠司氏の鉄道マニア歴とか、麻生太郎氏がどこぞでマンガを読んでたとか、知りたくもない情報を散々得てきたが、ほかに報道する事はないのだろうか?

もちろんそれがタレントとかアナウンサーくらいなら、全然OKだ。
加山雄三さんや鈴木史朗さんの「バイオハザード」とか、本気で凄いと思う。

特に鈴木史朗さんはゲームの熱意だけでなく、ゲームの仕事でも手を抜かなかった。

2016年、自分は「2016 PlayStation(R) プレスカンファレンス公式番組」 にゲスト出演した事があったが、前年度のゲストは鈴木史朗さんだった。
鈴木さんは、番組で紹介するゲームタイトルや内容を徹底して予習して収録に臨んでいたのだ。

自分が番組に出たあと、楽屋で確かソニーの担当者だったと思うが「これだけゲームについて予習してくださったのは、中野さんと昨年の鈴木史朗さんくらいですよ」と褒められた。
自分はゲーム研究家という肩書きがあったから、そんなのは当然の事である。
しかし、アナウンサーがここまで予習してくるのは想定外であり、かなり驚いたのを覚えている。

話を戻そう……というか、ちょっと待て。
この論理だと、タレントはともかく、“アナウンサーはニュースやアナウンスに集中しろ”という論理が成立する。

ここは忖度して、政治家は忖度しないのか!?

それでも、自分は政治家は「違う」と思う。
その理由は、以下の通りだ。

「政治ニュースをエンタメ化すると、その政治家人気に国民が支配され、その陰で悪政がすり抜けてしまう」というリスクを国民が負うからである。

小野田大臣が今後そんな政治を行うという意味では、決してない。
しかし、過去の政権与党の政治運営下では、そういうケースが散見されたと思うし、アメリカは現在進行形でそんな感じだ。

もっとも、国民が政治にあんまり興味がないから、メディアの報道も面白そうな内容をチョイスしてしまうのかも知れないが、だらしないと思う。
正直、どこかで“線引き”した方が、社会のためになると思うが、現状、難しいだろうか?

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eスポーツビジネス
(中野龍三)