【羽田空港島へ進入する】

月曜日は自分が平日休み、息子(7歳8ヶ月)が週末運動会の代休。
もう、羽田空港に行くしかなかった。
空港施設(8864)が運営するレストラン「ブルーコーナーUC店」で使用できる株主優待券が余りに余っていて、しかも平日にしかやっていないとあり、こういうタイミングでしか行けないのだ。
ある意味、株主側も必死であり、シュラスコの翌日だろうがお構いなしに、息子を自転車に乗せて羽田空港島まで爆走すること1時間強!
【死の木】

今回も無事に橋を渡って羽田空港島へ進入したが、そこに植わっている木々が全く無事でない。
これ、キョウチクトウという木で、大気汚染に強い特性から、たまに街路樹に使用されるが、とんでもない毒の木なのである。
根から葉っぱ・花の先まで全て毒が仕込まれており、しかも強毒である。
かつてこの木の枝をバーベキューの串代わりにして焼いて肉を食べたら、キョウチクトウの毒が肉にしみて、食べた人が横着はしてはならないという教訓を残しつつ死んだ事例がある。
息子には、「花はピンクから白まであるけど、全部同じキョウチクトウだから、絶対に触らないで」と念押しする。
【またしても工場火災か!?】

キョウチクトウによる“第一の罠”を抜けて、さらに島内を爆走。
こんな所を自転車で走る人はほとんどいないから、舗装の至る所が放置の果てにヒビ割れて、そこからイネ科の雑草がのびのびして、自転車のタイヤにいちいち当たってきやがる……イネ科好きのバッタに全部食われてしまえ!
雑草にイラつきながら走っていると、右手の工事の屋上に、“信じられないもの”を見た。
……火の手が上がっている!
羽田空港近くの「城南島」で数日前に工場火災があったばかりだというのに、またしてもなのか!?
よく見ると、工場の向こうにあった製油所(多分ENEOS)の煙突の炎だった。
生産時に出る余剰な気体を燃やして無害化するプロセスで、日常の光景だ。
【嫌な死に方】

さらに羽田空港島を走り続けると、いよいよトンネルエリアだ。
手前には死亡事故現場があり、供えられた花すら今や全力で枯死していて、このエリアの難しさを身をもって警告している。
トンネル内に突入──。
ここはさすがに自転車の速度を落とす。
歩道と側溝を分ける細長いコンクリートの整備が極めて悪く、少し出っ張っているため、またごうとすると、段差で自転車のタイヤを取られて「転倒」するリスクが非常に高いのだ。
これは本当に分かりにくく、自分はともかく、息子を地面に投げ出すことは絶対にできないので、必死のハンドル操作となるのだ。
これはまさに“第二の罠”であり、かなり恐ろしい部類に入る。
しかし今回、トンネルの難所っぷりは、これで終わりではなかった。
何か、前回よりはるかに“臭い”のだ。
これは温泉宿などでも香るもので、正体は“硫化水素”だ。
それが今回はやたら臭くて、硫化水素の比率が高いがために、親子もろともトンネル内で死ぬんじゃないかと思ったくらいだ。
もし本当にそんな事があったら、死因は中毒死なのに、それを報じるメディアは“優待死”などと言って、ネタで消費してくるに違いない。
どいつもこいつもふざけやがって……“第三の罠”に認定だ!
【生きてブルーコーナーに辿り着く】

数多の苦難を乗り越えて、ようやく「新整備場駅」まで到達!
第一の目的地・ユーティリティセンター(UC)ビルだ。
ブルーコーナーUC店がある、当ビル2階まで上がると、これまた結構な行列ではないか。
窓側席は滑走路の飛行機が見られるとあり、待たされるため、息子はSwitchを遊び始める。
【どれも美味しそう】

商品サンプル(※実物)を見てから、株主優待券のチェック。
4枚(10,000円ぶん)もある。
あれ、靴下に変なゴミが付いている?
よく見たら“草の実”が付きまくっていて、整備する気がない道の、ボーボーの草を蹴散らしながら走った仕返しで雑草がくっ付けてきた模様。
株主優待は、やるかやられるかの世界だ。
【ようやく窓側の席へ!】

ようやく窓側席へ案内される。
息子は「ミートソースのスパゲティ」。
持ってきたシャチとウミウシの親子を飾って、優雅にいただいている。
【2人なのに3人前】

自分は「カツ入りハヤシライス」(日替わり)と「あんかけ焼きそば」に。
……って、自分は何で“2人前”なのか?
それは家からここまでが、前日のシュラスコの比ではない、気が遠くなるほどの距離であり、体力の消費が激しすぎるからである。
自分らは、この“新整備場駅”までチンケなモノレールで来てるんじゃない。
もっとチンケな自転車に、しかも20kg超えの息子を乗せて、途中でいくつもの罠もくぐり抜け、延々と爆走して来ているのである。
株主優待生活が過激すぎて、ハヤシと焼きそばを食べて、ようやく“普通の食事をした”という感覚である。
息子が焼きそばの“うずら卵”を1個ちょうだいと言うので、気をつけて食べて、絶対に喉に詰めるなよ……と念押しして与えた。
【焼きそばのクオリティ】

で、自分が今回「あんかけ焼きそば」を頼んだのには理由があり、それはこのブルーコーナーUC店が、過去に「タモリ倶楽部」に出たことに関係している。
自分は番組は見なかったのだが、どうも「焼きそば」が絶品という内容だったらしく、でも今は“あんかけ~”しかないので、これを頼んでみようとなった……という事情なのだ。
で、いただくと、麺がシッカリと歯応え良く、具材の味わいや食感もベストに調理されていて、実にプロの焼きそばという感が凄かった。
【大韓航空】

窓外を大韓航空が横切る。
【JALだらけ】

次はJAL機か。
トーイングカーに引っ張ってもらっていて、結構大きい。
というか、その次もその次もJALで、滑走路の中はJAL機だらけに。
自分も息子たちも、日本航空(9201)の株主なので、まあ悪くはないのだが、今回は海外の飛行機が少なくて物足りなかった。
【ビル裏に「階段」を発見!】

ただ、料理には満足した。
お会計は2,850円で、空港施設(8864)の株主優待券2,500円ぶんと現金350円で支払い。
2,500円券は1枚しか消費できず、3枚残ってしまった。
来月も“新たな優待券”が4枚も来るのに、こんな調子で締め切りに間に合うのか?
さて、いつもならこれで家に帰るところだが、今回はそのままブルーコーナーのユーティリティセンタービル裏手に回り込む。
何とここには、下に降りる「階段」があるのだ!
【初めてのトンネル】

階段を降りると、そこには“新たな長いトンネル”があり、ここを抜けていくことにする。
頭上は全て“滑走路”であり、つまりはブルーコーナーの窓から見た滑走路の下をくぐっていることになる。
【トンネルを抜けると】

向こうに管制塔が見える所まで辿り着く。
そして道は左に曲がり……。
【空港バスが集まる先に】

大きな細長いビルが見えてきた。
あれはもしかして……。
【自転車を降りる】

こんな所に駐輪場があるとは、至れり尽くせりだ。
自分らはここで降りて、歩くことに。
【羽田の休日】

このやたら太い柱に埋まっている“コレ”は何だろうね、ちょっと手でも入れてみるか。
……違うね、失礼しました。
【今日“2つ目”の目的地】

「羽田空港第一ターミナル」に唐突に到着!
国内線の発着場で、これまで京急線やモノレールで来たことはあったが(というか、それが普通だが)、自転車と徒歩で来たのは初めてだ。
【エアポート親子】

外から空港ロビーへ進入。
ああ、外から来てもいつもの羽田空港だ。(当たり前か)
ここまで自転車と徒歩できた根性を称えて記念撮影でもしておくか。
あんまり空港で記念撮影すると、かつてFacebookなどで空港から海外へ行くアピールがウザいと物議を醸した“エアポートおじさん”感が出て、どうかと思ったのだが。
ちなみに自分は海外に行った経験はゼロで、かつ高所恐怖症で飛行機に乗るとパニック障害になるので、羽田空港には食事か飛行機を見るためだけに来る。
【水槽発見】

とりあえずエスカレーターで上階へ上がってみよう。
すると、どこぞのアンテナショップのような店が脇にあって、細長のキレイな水槽を飾っているのが目に付いた。
【白くて可愛い】

息子が興味津々なので、一緒に中を観察。
「何のカニ?」と息子が聞いてくるので、「毛ガニだよ、高校の修学旅行(北海道)で食べたら美味しかった」と答える。
もう一つの水槽には……何か白くて可愛い生き物が!
「白ナマコ」(アルビノ)で、思わず見とれてしまった。
【羽田から月面へ】

さらに上がった先のイベントスペースでは、何やら月面探査船の展示をやっているようだ。
イベントスタッフの女性が日本発の民間月面探索プロジェクト(HAKUTO−R)のチラシを渡してきて、今この探査船(本物のほう)が月に向かって飛んでるんです……と熱心に教えてくれた。
しかし自分も息子も、手前の宇宙飛行士の“顔ハメ”にしか興味がなかったのである。
そのままエレベーターで最上階へ──。
【展望デッキ】

飛行機を眼下に望む展望デッキへ!
【いい眺め】

さっきのブルーコーナーでは、飛行機を“真横”から眺めていたが、上から見下ろすのもいい。
飛行機の周りを甲斐甲斐しく付いて回る“空港車両”がトミカっぽくて可愛らしい。(※実際にトミカにある)
【もう1つの展望デッキへ】

さて、羽田空港島の向かいの人工島に「城南島」がある。
先週、息子とカニ釣りに行ってきて、その数日後に隣接する工場で火災がおきてニュースで取り上げられるなどして、騒がしかった。
ここから城南島は眺められるのか?
そして、火災が起きた工場は今どうなっているのか?
城南島は、このデッキと反対側にあるため、もう1つある反対側の展望デッキに出てみたが、柵やら空港建物やらで遮られ、全く見えず。
【さらに上があった!?】

ふとデッキの後ろ側を見ると、上に上がる階段室のようなのがあるではないか!
展望デッキには上階があるというのか?
息子と上がってみた。
【最上階デッキがあった!】

さらなる高みから、飛行機を見られたのだ。
【互いに見えている】

ここからだと、さっきまで食事していたブルーコーナーUC店も見えるようで。
【ひょっとして】

この最上階デッキからなら、話題の「城南島」も見られるのではないか!?
今度は息子が城南島海浜公園で潮干狩りをしたいと言っているのだから、燃えた工場が倒壊して公園入り口を塞いでいたりしたら、一大事である。
自分がブルーコーナーの後に羽田空港まで来た目的は、「城南島の工場火災後の状況を見るため」である。
【視力&スマホカメラ力の限界】

最上階デッキ、奥まで歩くと反対側の端っこから「城南島」が見えた!
島の最前線が木々の帯になっているのは、城南島海浜公園があるためだ。
これなら火災現場の工場も見られそうだ。
……見えなかった。
厳密にいえば、どこかに見えているのだろうが、あまりに遠いため、小さすぎて何が何やら、わからないのだ。
何てことだ、もはやどれが工場なのかも見えないではないか!
じゃあ、あきらめるのか?
自分は負けるために羽田空港に来たわけでない。
【息子が見たいと】

自分は煩悶としていた。
そんな時、少し向こうにいた息子が、デッキ備え付けの「望遠鏡」(有料)を見たいなどと言ってくるではないか!
いやね、こっちはそんな余裕は……と思ったが、ふと思い直して、喜んで見せてやることにした。
【限界突破】

この望遠鏡なら、城南島工場の火災現場が見えるのではないか! そう思ったのである。
自分は息子に望遠鏡の“残り時間”を少し分けてもらうと、城南島方面を覗き込んだ。
「高俊興業 東京臨海エコ・プラント」、バッチリ見えた!
これが今回の火災現場の工場だが、もう鎮火していて、倒壊などはなさそうだ。
工場2階部分の窓あたり、そして屋上壁面が煤けていて、窓から勢いよく炎が上がっていたことを想像させた。
【10数年後の願いむなしく】

これなら、息子と城南島に潮干狩りに行ける。
ホッとしたところで、帰ることに。
羽田空港第一ターミナルビルのエスカレーターを下っていると、ビアガーデンがあった。
●自分:「あと10年ちょっとしたら、ここで一緒にビールでも飲もうね」
●息子:「パパ、その頃にはこの世にいないかも」
●自分:「…………まぢか!」
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月曜日は自分が平日休み、息子(7歳8ヶ月)が週末運動会の代休。
もう、羽田空港に行くしかなかった。
空港施設(8864)が運営するレストラン「ブルーコーナーUC店」で使用できる株主優待券が余りに余っていて、しかも平日にしかやっていないとあり、こういうタイミングでしか行けないのだ。
ある意味、株主側も必死であり、シュラスコの翌日だろうがお構いなしに、息子を自転車に乗せて羽田空港島まで爆走すること1時間強!
【死の木】


今回も無事に橋を渡って羽田空港島へ進入したが、そこに植わっている木々が全く無事でない。
これ、キョウチクトウという木で、大気汚染に強い特性から、たまに街路樹に使用されるが、とんでもない毒の木なのである。
根から葉っぱ・花の先まで全て毒が仕込まれており、しかも強毒である。
かつてこの木の枝をバーベキューの串代わりにして焼いて肉を食べたら、キョウチクトウの毒が肉にしみて、食べた人が横着はしてはならないという教訓を残しつつ死んだ事例がある。
息子には、「花はピンクから白まであるけど、全部同じキョウチクトウだから、絶対に触らないで」と念押しする。
【またしても工場火災か!?】


キョウチクトウによる“第一の罠”を抜けて、さらに島内を爆走。
こんな所を自転車で走る人はほとんどいないから、舗装の至る所が放置の果てにヒビ割れて、そこからイネ科の雑草がのびのびして、自転車のタイヤにいちいち当たってきやがる……イネ科好きのバッタに全部食われてしまえ!
雑草にイラつきながら走っていると、右手の工事の屋上に、“信じられないもの”を見た。
……火の手が上がっている!
羽田空港近くの「城南島」で数日前に工場火災があったばかりだというのに、またしてもなのか!?
よく見ると、工場の向こうにあった製油所(多分ENEOS)の煙突の炎だった。
生産時に出る余剰な気体を燃やして無害化するプロセスで、日常の光景だ。
【嫌な死に方】


さらに羽田空港島を走り続けると、いよいよトンネルエリアだ。
手前には死亡事故現場があり、供えられた花すら今や全力で枯死していて、このエリアの難しさを身をもって警告している。
トンネル内に突入──。
ここはさすがに自転車の速度を落とす。
歩道と側溝を分ける細長いコンクリートの整備が極めて悪く、少し出っ張っているため、またごうとすると、段差で自転車のタイヤを取られて「転倒」するリスクが非常に高いのだ。
これは本当に分かりにくく、自分はともかく、息子を地面に投げ出すことは絶対にできないので、必死のハンドル操作となるのだ。
これはまさに“第二の罠”であり、かなり恐ろしい部類に入る。
しかし今回、トンネルの難所っぷりは、これで終わりではなかった。
何か、前回よりはるかに“臭い”のだ。
これは温泉宿などでも香るもので、正体は“硫化水素”だ。
それが今回はやたら臭くて、硫化水素の比率が高いがために、親子もろともトンネル内で死ぬんじゃないかと思ったくらいだ。
もし本当にそんな事があったら、死因は中毒死なのに、それを報じるメディアは“優待死”などと言って、ネタで消費してくるに違いない。
どいつもこいつもふざけやがって……“第三の罠”に認定だ!
【生きてブルーコーナーに辿り着く】


数多の苦難を乗り越えて、ようやく「新整備場駅」まで到達!
第一の目的地・ユーティリティセンター(UC)ビルだ。
ブルーコーナーUC店がある、当ビル2階まで上がると、これまた結構な行列ではないか。
窓側席は滑走路の飛行機が見られるとあり、待たされるため、息子はSwitchを遊び始める。
【どれも美味しそう】


商品サンプル(※実物)を見てから、株主優待券のチェック。
4枚(10,000円ぶん)もある。
あれ、靴下に変なゴミが付いている?
よく見たら“草の実”が付きまくっていて、整備する気がない道の、ボーボーの草を蹴散らしながら走った仕返しで雑草がくっ付けてきた模様。
株主優待は、やるかやられるかの世界だ。
【ようやく窓側の席へ!】

ようやく窓側席へ案内される。
息子は「ミートソースのスパゲティ」。
持ってきたシャチとウミウシの親子を飾って、優雅にいただいている。
【2人なのに3人前】

自分は「カツ入りハヤシライス」(日替わり)と「あんかけ焼きそば」に。
……って、自分は何で“2人前”なのか?
それは家からここまでが、前日のシュラスコの比ではない、気が遠くなるほどの距離であり、体力の消費が激しすぎるからである。
自分らは、この“新整備場駅”までチンケなモノレールで来てるんじゃない。
もっとチンケな自転車に、しかも20kg超えの息子を乗せて、途中でいくつもの罠もくぐり抜け、延々と爆走して来ているのである。
株主優待生活が過激すぎて、ハヤシと焼きそばを食べて、ようやく“普通の食事をした”という感覚である。
息子が焼きそばの“うずら卵”を1個ちょうだいと言うので、気をつけて食べて、絶対に喉に詰めるなよ……と念押しして与えた。
【焼きそばのクオリティ】

で、自分が今回「あんかけ焼きそば」を頼んだのには理由があり、それはこのブルーコーナーUC店が、過去に「タモリ倶楽部」に出たことに関係している。
自分は番組は見なかったのだが、どうも「焼きそば」が絶品という内容だったらしく、でも今は“あんかけ~”しかないので、これを頼んでみようとなった……という事情なのだ。
で、いただくと、麺がシッカリと歯応え良く、具材の味わいや食感もベストに調理されていて、実にプロの焼きそばという感が凄かった。
【大韓航空】

窓外を大韓航空が横切る。
【JALだらけ】

次はJAL機か。
トーイングカーに引っ張ってもらっていて、結構大きい。
というか、その次もその次もJALで、滑走路の中はJAL機だらけに。
自分も息子たちも、日本航空(9201)の株主なので、まあ悪くはないのだが、今回は海外の飛行機が少なくて物足りなかった。
【ビル裏に「階段」を発見!】


ただ、料理には満足した。
お会計は2,850円で、空港施設(8864)の株主優待券2,500円ぶんと現金350円で支払い。
2,500円券は1枚しか消費できず、3枚残ってしまった。
来月も“新たな優待券”が4枚も来るのに、こんな調子で締め切りに間に合うのか?
さて、いつもならこれで家に帰るところだが、今回はそのままブルーコーナーのユーティリティセンタービル裏手に回り込む。
何とここには、下に降りる「階段」があるのだ!
【初めてのトンネル】

階段を降りると、そこには“新たな長いトンネル”があり、ここを抜けていくことにする。
頭上は全て“滑走路”であり、つまりはブルーコーナーの窓から見た滑走路の下をくぐっていることになる。
【トンネルを抜けると】

向こうに管制塔が見える所まで辿り着く。
そして道は左に曲がり……。
【空港バスが集まる先に】

大きな細長いビルが見えてきた。
あれはもしかして……。
【自転車を降りる】

こんな所に駐輪場があるとは、至れり尽くせりだ。
自分らはここで降りて、歩くことに。
【羽田の休日】


このやたら太い柱に埋まっている“コレ”は何だろうね、ちょっと手でも入れてみるか。
……違うね、失礼しました。
【今日“2つ目”の目的地】

「羽田空港第一ターミナル」に唐突に到着!
国内線の発着場で、これまで京急線やモノレールで来たことはあったが(というか、それが普通だが)、自転車と徒歩で来たのは初めてだ。
【エアポート親子】


外から空港ロビーへ進入。
ああ、外から来てもいつもの羽田空港だ。(当たり前か)
ここまで自転車と徒歩できた根性を称えて記念撮影でもしておくか。
あんまり空港で記念撮影すると、かつてFacebookなどで空港から海外へ行くアピールがウザいと物議を醸した“エアポートおじさん”感が出て、どうかと思ったのだが。
ちなみに自分は海外に行った経験はゼロで、かつ高所恐怖症で飛行機に乗るとパニック障害になるので、羽田空港には食事か飛行機を見るためだけに来る。
【水槽発見】

とりあえずエスカレーターで上階へ上がってみよう。
すると、どこぞのアンテナショップのような店が脇にあって、細長のキレイな水槽を飾っているのが目に付いた。
【白くて可愛い】


息子が興味津々なので、一緒に中を観察。
「何のカニ?」と息子が聞いてくるので、「毛ガニだよ、高校の修学旅行(北海道)で食べたら美味しかった」と答える。
もう一つの水槽には……何か白くて可愛い生き物が!
「白ナマコ」(アルビノ)で、思わず見とれてしまった。
【羽田から月面へ】


さらに上がった先のイベントスペースでは、何やら月面探査船の展示をやっているようだ。
イベントスタッフの女性が日本発の民間月面探索プロジェクト(HAKUTO−R)のチラシを渡してきて、今この探査船(本物のほう)が月に向かって飛んでるんです……と熱心に教えてくれた。
しかし自分も息子も、手前の宇宙飛行士の“顔ハメ”にしか興味がなかったのである。
そのままエレベーターで最上階へ──。
【展望デッキ】

飛行機を眼下に望む展望デッキへ!
【いい眺め】

さっきのブルーコーナーでは、飛行機を“真横”から眺めていたが、上から見下ろすのもいい。
飛行機の周りを甲斐甲斐しく付いて回る“空港車両”がトミカっぽくて可愛らしい。(※実際にトミカにある)
【もう1つの展望デッキへ】

さて、羽田空港島の向かいの人工島に「城南島」がある。
先週、息子とカニ釣りに行ってきて、その数日後に隣接する工場で火災がおきてニュースで取り上げられるなどして、騒がしかった。
ここから城南島は眺められるのか?
そして、火災が起きた工場は今どうなっているのか?
城南島は、このデッキと反対側にあるため、もう1つある反対側の展望デッキに出てみたが、柵やら空港建物やらで遮られ、全く見えず。
【さらに上があった!?】


ふとデッキの後ろ側を見ると、上に上がる階段室のようなのがあるではないか!
展望デッキには上階があるというのか?
息子と上がってみた。
【最上階デッキがあった!】

さらなる高みから、飛行機を見られたのだ。
【互いに見えている】

ここからだと、さっきまで食事していたブルーコーナーUC店も見えるようで。
【ひょっとして】

この最上階デッキからなら、話題の「城南島」も見られるのではないか!?
今度は息子が城南島海浜公園で潮干狩りをしたいと言っているのだから、燃えた工場が倒壊して公園入り口を塞いでいたりしたら、一大事である。
自分がブルーコーナーの後に羽田空港まで来た目的は、「城南島の工場火災後の状況を見るため」である。
【視力&スマホカメラ力の限界】

最上階デッキ、奥まで歩くと反対側の端っこから「城南島」が見えた!
島の最前線が木々の帯になっているのは、城南島海浜公園があるためだ。
これなら火災現場の工場も見られそうだ。
……見えなかった。
厳密にいえば、どこかに見えているのだろうが、あまりに遠いため、小さすぎて何が何やら、わからないのだ。
何てことだ、もはやどれが工場なのかも見えないではないか!
じゃあ、あきらめるのか?
自分は負けるために羽田空港に来たわけでない。
【息子が見たいと】

自分は煩悶としていた。
そんな時、少し向こうにいた息子が、デッキ備え付けの「望遠鏡」(有料)を見たいなどと言ってくるではないか!
いやね、こっちはそんな余裕は……と思ったが、ふと思い直して、喜んで見せてやることにした。
【限界突破】

この望遠鏡なら、城南島工場の火災現場が見えるのではないか! そう思ったのである。
自分は息子に望遠鏡の“残り時間”を少し分けてもらうと、城南島方面を覗き込んだ。
「高俊興業 東京臨海エコ・プラント」、バッチリ見えた!
これが今回の火災現場の工場だが、もう鎮火していて、倒壊などはなさそうだ。
工場2階部分の窓あたり、そして屋上壁面が煤けていて、窓から勢いよく炎が上がっていたことを想像させた。
【10数年後の願いむなしく】

これなら、息子と城南島に潮干狩りに行ける。
ホッとしたところで、帰ることに。
羽田空港第一ターミナルビルのエスカレーターを下っていると、ビアガーデンがあった。
●自分:「あと10年ちょっとしたら、ここで一緒にビールでも飲もうね」
●息子:「パパ、その頃にはこの世にいないかも」
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[改訂版]桐谷さんの株入門
日本株一筋40年の株主優待&配当生活

【NHKニュース】
[補足や要約]前の週より507人多い2,299人で、過去最も多くなった。
【TBSニュース】
[補足や要約]感染したことのない妊娠中の女性が感染すると流産につながったり、胎児に異常が出たりする可能性がある。
【日テレNEWS】
[補足や要約]「令和4年産の全量20万トンに達するもようです。ここからの申し込みは、令和3年産の米になるため、一度受け付けを休止し、3年産米で良いかの意向確認をした上で再開します」とのこと。
【NHKニュース】

【テレ朝news】


【ヨミドクター】
[一言]eGFR値がほんの少しでも“可逆的”なものだとは知らなかった。いったん低下したら、下にしか行かないと思っていたが。

【オトナンサー】

【えごん】
[一言]1行目からコレかよ!
【草の実堂】

【ニッカン】

【ねと見!】