【ストップ高、寸前】

朝から東海リース(9761)が20%も急騰して、何だ何だ、いったい何があった!? とコーヒー片手にザワつく。
ここまで少しずつ買い増しして300株まで来たが、ここまで値上がりすると、逆にこの先は買いづらい。
もちろん、「業績好調」(上方修正)と「配当金が1.5倍」になるという発表を受けての今回の急騰なので、非常に良いニュースだ。
リース業は資材調達面で「円高に強い」ので、トランプに引っ掻き回される相場の中にあっても、今後の業績に期待したい。
【不審者は誰?】

4月から仕事が劇的に変わる関係もあり、この3月は土曜のクリニックのバイトを残して全て“休み”だ。
昼から悪天候の中、自転車を延々と飛ばして五反田へ。
昔の校正者仲間と会食である。(※昨年末にお会いした校正者ではない)
五反田駅前の陸橋で一人で待っていると、ソワソワする。
高田馬場で刺殺事件があったばかりのせいか、変な奴がいないかとキョロキョロしまくって、晴れて自分が不審者に──。
【好況不況の“まだら模様”】

校正者仲間が来たので、そのまま「一風堂」へ入り、ラーメンを2杯注文。
仲間は元・編集者で、派遣でもフリーでも極めてレベルの高い仕事をしてきた、超ベテランの校正者だ。
にもかかわらず、昨今の恐慌レベルの出版印刷不況で、今月で案件が終わるといい、次の案件の目処が立っていないという。
なので、今日は今月までの仕事の“慰労会”のような会食であり、祝いなどでは到底ない。
校正仕事の近況を傾聴していると、やはり“昨年末と同様”の厳しい環境の変化の話となった。
もはや、1人とか2人とかの校正者が切られる話ではなく、部署ごと切られて再編成される……ということになっていて、そこであぶれた人々が、他の少ない校正仕事に群がるという不幸な事態になるのは不可避だと思う。
こういう状況だと自分は年末と同様に“転職”を勧めたくなるのだが、この仲間は非常に高位の校正者かつ、特定のジャンルに強みもあったので、最後まで勝ち残ると思い、何も言わずに次の案件が取れるように祈っていた。
朝のリース業は好況のようだが、この出版印刷業界は大不況。
バブル崩壊以後、長らくは“全体的に好況”とか、“全体的ダメ”といった肌感覚だったが、今では好況不況が“まだら模様”で同居しているようだ。
お会計は「0円」。
力の源HD(3561)の株主優待券は1枚で“本人の1杯だけでなく、連れのラーメンまで1杯無料”となるためだ。
【ついに起きた AIに仕事を奪われる事例】

ただ今回、校正仲間と話した中で一番衝撃的だったのは、校正者の話ではなく「編集補助者」に起きた話だった。
聞くところによると、仲間の知人は編集補助の仕事をしていたのだが、先日、会社から「あなたの仕事は以後“AI”が担当することになりました」と言われ、フリーランス契約を解除されたというのだ。
正直、自分はこれは予測していなかった。
出版印刷不況で“紙媒体”を扱う人はドンドン切られて失業するのは分かっていたが、今回はWeb編集の補助仕事だったため、紙媒体の呪縛からは逃れていると思っていたためだ。
しかし、現実は甘くなかった──。
「編集ネタの収集」や「集めたネタの整理」といった情報収集系の作業は、結局のところ、AIでもやれてしまうのだ。
つまり、編集全体のディレクションやネタの取捨選択といった上位レベルの仕事は、さすがに人間がやるとしても、情報収集は人間でなくてもよかったのである。
切られてしまったご本人も、“いつか来る”と予測していたそうで、ついにそれが“現実のものとなった”という心境だそうだ。
これまでニュースでも「人間の仕事がAIに取って替わられる」と頻繁に報じられてきたが、自分は“それはもう少し先の話でしょ”と何となく思っていたのだが、ビジネスの流れは予想をはるかに超えて早く、もはやそんな生温い話は通用しなくなっているのである。
[関連]校正業界の“べらぼう”に厳しい現状
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朝から東海リース(9761)が20%も急騰して、何だ何だ、いったい何があった!? とコーヒー片手にザワつく。
ここまで少しずつ買い増しして300株まで来たが、ここまで値上がりすると、逆にこの先は買いづらい。
もちろん、「業績好調」(上方修正)と「配当金が1.5倍」になるという発表を受けての今回の急騰なので、非常に良いニュースだ。
リース業は資材調達面で「円高に強い」ので、トランプに引っ掻き回される相場の中にあっても、今後の業績に期待したい。
【不審者は誰?】


4月から仕事が劇的に変わる関係もあり、この3月は土曜のクリニックのバイトを残して全て“休み”だ。
昼から悪天候の中、自転車を延々と飛ばして五反田へ。
昔の校正者仲間と会食である。(※昨年末にお会いした校正者ではない)
五反田駅前の陸橋で一人で待っていると、ソワソワする。
高田馬場で刺殺事件があったばかりのせいか、変な奴がいないかとキョロキョロしまくって、晴れて自分が不審者に──。
【好況不況の“まだら模様”】


校正者仲間が来たので、そのまま「一風堂」へ入り、ラーメンを2杯注文。
仲間は元・編集者で、派遣でもフリーでも極めてレベルの高い仕事をしてきた、超ベテランの校正者だ。
にもかかわらず、昨今の恐慌レベルの出版印刷不況で、今月で案件が終わるといい、次の案件の目処が立っていないという。
なので、今日は今月までの仕事の“慰労会”のような会食であり、祝いなどでは到底ない。
校正仕事の近況を傾聴していると、やはり“昨年末と同様”の厳しい環境の変化の話となった。
もはや、1人とか2人とかの校正者が切られる話ではなく、部署ごと切られて再編成される……ということになっていて、そこであぶれた人々が、他の少ない校正仕事に群がるという不幸な事態になるのは不可避だと思う。
こういう状況だと自分は年末と同様に“転職”を勧めたくなるのだが、この仲間は非常に高位の校正者かつ、特定のジャンルに強みもあったので、最後まで勝ち残ると思い、何も言わずに次の案件が取れるように祈っていた。
朝のリース業は好況のようだが、この出版印刷業界は大不況。
バブル崩壊以後、長らくは“全体的に好況”とか、“全体的ダメ”といった肌感覚だったが、今では好況不況が“まだら模様”で同居しているようだ。
お会計は「0円」。
力の源HD(3561)の株主優待券は1枚で“本人の1杯だけでなく、連れのラーメンまで1杯無料”となるためだ。
【ついに起きた AIに仕事を奪われる事例】

ただ今回、校正仲間と話した中で一番衝撃的だったのは、校正者の話ではなく「編集補助者」に起きた話だった。
聞くところによると、仲間の知人は編集補助の仕事をしていたのだが、先日、会社から「あなたの仕事は以後“AI”が担当することになりました」と言われ、フリーランス契約を解除されたというのだ。
正直、自分はこれは予測していなかった。
出版印刷不況で“紙媒体”を扱う人はドンドン切られて失業するのは分かっていたが、今回はWeb編集の補助仕事だったため、紙媒体の呪縛からは逃れていると思っていたためだ。
しかし、現実は甘くなかった──。
「編集ネタの収集」や「集めたネタの整理」といった情報収集系の作業は、結局のところ、AIでもやれてしまうのだ。
つまり、編集全体のディレクションやネタの取捨選択といった上位レベルの仕事は、さすがに人間がやるとしても、情報収集は人間でなくてもよかったのである。
切られてしまったご本人も、“いつか来る”と予測していたそうで、ついにそれが“現実のものとなった”という心境だそうだ。
これまでニュースでも「人間の仕事がAIに取って替わられる」と頻繁に報じられてきたが、自分は“それはもう少し先の話でしょ”と何となく思っていたのだが、ビジネスの流れは予想をはるかに超えて早く、もはやそんな生温い話は通用しなくなっているのである。
[関連]校正業界の“べらぼう”に厳しい現状


【PC Watch】
[補足や要約]狂犬病治療薬の開発が進むと期待される。狂犬病は発症すれば致死率はほぼ100%で、全数把握のため、診断医師は直ちに届け出る必要がある4類感染症。

【NHKニュース】
[補足や要約]2023年に容疑者は、「生活費」や「アパートを借りる費用」などとして佐藤さんに貸した250万円余が返済されないとして提訴、裁判所は佐藤さんに支払いを命じる判決を出していた。
【TBSニュース】

【NHKニュース】

【NHKニュース】

【テレ朝news】

【TBSニュース】

【朝日新聞】
[補足や要約]女性患者(当時57)が虫歯の治療で鎮静剤を注射された後、舌が気道をふさぐ「舌根沈下」状態となり、病院に搬送されるも、翌日、低酸素脳症で死亡。
【読売新聞】

【ヨミドクター】

【東洋経済】

【ねと見!】

【プレジデント】

【えごん】