中野龍三Web : ららぽーと豊洲では、まさかの◯◯ができる！

【東京湾岸をゆく】

日曜日は息子（7歳1ヶ月）を自転車に乗せ、延々と埋立地を越えていくと、港が見えてきた。

【ららぽーと豊洲へ！】

目的地「ららぽーと豊洲」へ！

【ユナイテッドシネマ×小洒落た雑貨屋】

イタリアンや4DXの映画を堪能し、オシャレな雑貨に囲まれ、夜景もフォトジェニックなデートスポットだ。

【クレーンや錨のモニュメントも】

ららぽーと前は視界の開けた港の風景──。
ドックのカンチレバークレーンのモニュメントは、夜は美しくライトで着飾る。

【海を眺め、芝生で休む】

眼前は芝生を挟んで東京湾を一望できる。
カップルや家族連れが芝生でくつろぐ、憩いの空間でもある。

【というワケで……】

釣り竿を準備することに。

【エサも用意】

先日のカニ釣りのスルメも持ってきた。

【釣りスタート！】

釣り竿を目の前の港に投入──。
息子に竿を持たせて釣りをすることに。

【周囲の光景】

自分らの左右には、同じく釣りをする人々が！

【ということで……】

実は、ららぽーと豊洲では、まさかの「釣り」ができる！

目の前の港の一部区間および、アンダースローでの釣りとなるが、こんな場所で釣りができるのは、何とも貴重である。

【自分も釣る】

自分も100均にあった1,000円釣り竿（リールなし）を放り込んで、釣ることに。
オシャレな空間とかフォトジェニックとかどうでもいい、魚や魚、自分と息子に魚釣らせろ。

【周囲はけっこう本格的？】

アタリを待っている間、左右を見渡すと、本格的な竿（※というかこちらが当たり前なのかもだが）で釣り慣れた雰囲気を醸し出していた。

【魚はいるのだが】

……なかなか釣れないな。
息子の方も、竿に何の反応もなし。

自分にとっては「初めての磯釣り」なのだが、こんなに釣れんのか？
市ヶ谷釣り堀の金魚のノリで来たことに、少し後悔。

でも、魚がいないのかと思いきや、海面は時折り縦横に魚群が行き交っている。
エサをスルーしながら。

【息子、ダレてきた？】

なかなか釣れないので、息子がダレ始める。

それを尻目に隣の釣り客が何かを釣り上げた！
アジだかボラだかの稚魚のようだ。

あんな小さなボラを釣ったところで、“からすみ”の原材料にもならんわ！
……負け惜しみでない。

【お昼に】

息子の集中力が切れたのと、自分もお腹が空いてきたので、いったん竿などを片付けて、向かいの「ららぽーと」のフードコートへ！

フードコート内のラーメン屋「きみはん」ではクリエイト・レストランツHD（3387）の株主優待券が使え、1,991円の会計を2,000円ぶんの優待券で先払い。

【ゼリーやオモチャ付き】

ここのラーメンは魚介香るスープでなかなか美味いが、キッズラーメンもあって感動。

スープは子ども向けにシンプルにしてあり、ゼリー２個とオモチャ１個付きで、ダレていた息子もイキイキと蘇る。

【釣り再開】

お昼を堪能して、再び釣りへ。

【困難】

……やっぱり、釣れない！
何の反応もしないで、だらしなく横たわるウキにイラつく。

息子と釣り竿を交換して、エサを付け替えて試しても、釣れない。

【こんな装備では……】

隣の男の子が立て続けに小さな魚を釣ったのを見て、ついに息子が不機嫌に。

どうも、装備がダメっぽいようで、責任を感じる。
周囲が本格的な釣り竿・釣り針・釣り餌なのに対し、今自分が持っている竿なんて、100均の金属棚のポールだったりする！

これでも“カニ釣り”では大活躍だったのだが、それで魚とやり合おうなどとは、さすがにナメ過ぎたか……。

【日が傾いてきた】

残り時間も少なくなってきた。
頑張って、金属棚のポールを振る。

【最後は……】

息子にポール竿を持たせて、試させるも、アタリは全くなかった。

【日没】

ついに、１匹も釣れることなしに、時間切れ──。
初めて磯釣りができたのは良かったのだが、何とも課題の残る釣りとなってしまった。

とりあえず息子は、ラーメンがとても美味しかったとのこと。

日曜日をフルに使ってのレジャーだったが、買い物しなかったうえ、交通費はなく、昼食は完全に優待券でカバー。
費用「０円」のレジャーだった。