【マルハラスメント(マルハラ)】

最近はZ世代との付き合いが増え、メールやSNS等でやり取りすることが多く、とりわけLINEの大半はZ世代という状況に。
そんな中、LINEなどで文章を打つ際に、語尾に「 。」(マル)を付けると、Z世代からは“怒っている”ように受け止められるというニュースが、先日話題となった。
そんな事、考えもしなかったので本当に驚きだ。
自分は文末に「www」は打たないが、「 。」は必ず打つ……をモットーに、前向きに生きてきたので、正直、当惑を隠し切れなかった。
【校閲者としての「 。」】

さて、そもそも「 。」とは何なのだろうか?
文末を締める“句点”という当たり前の解釈は置いておいて、自分にとっての「 。」を2つの視点で捉え、そこから考えてみたい。
まず、自分の職業人としての視点から見ていこう。
自分は編集業界に長くいて、とりわけ「校正・校閲」を担当してきた。
雑誌やパンフレット、実用書、そしてWeb記事などを扱うなかで、「 。」に関するよくある誤植は、そもそも「 。」がないことである。
なので、「 。」を挿入する赤字指示をカンプ(ゲラ)に赤ペンで直接入れる、あるいはWordの履歴付き校閲機能でそれを付加してやる。
これはライターや出稿元担当者が「 。」を入れ忘れたのではなく、先方自身で原稿を推敲する際、とりわけ「範囲指定→カット×ペースト」して一文を入れ替える際に起きる。
ドラッグ範囲指定時に、最後の「 。」まで指定しきれずそのまま切り貼りすると、当然ながら、移動先に「 。」が切れた状態で一文が貼り付けられるという、実にシンプルかつハンドメイド感溢れるメカニズムだ。
これが結構“頻発する”誤植であり、別に先方がZ世代というわけではなく、大体は中年だ。
いずれにせよ、もう職業病かも知れないが、自分は「 。」がないと条件反射的に“誤植”の2文字がチラつくのである。
【中年世代の「 。」】

次に、自分のような中年世代は、タイトルや見出しには「 。」を付けない、「モー娘。」という固有名詞に「 。」が付くのは断じておかしい、但し文末や体言止めは除く! と感じる世代である。
小さな頃から、作文は「 。」まで書きましょうと教わり、成人して仕事を始めても、「お前は書類の最後に“ 。”も付けられんのか! 近頃の若いモンはよォ」と怒られ続ける中では、「 。」を書かないと“ミスをした”と自責の念を覚えるまでに追い詰められ、背後の崖からはポロポロと土がこぼれ落ち続け、もう後がない状態である。
また、物心ついた頃にスマホもない我々世代においては、「LINE」など現在のSNS見た際、その先には「メール」があり、またその先には「手紙」(文通)が見え隠れするのである。
となると、LINEにおいても、文末は「 。」を打つか、最悪でも代替手段として「絵文字」を入れるかという2択を迫られることになるのは、自明の理なのである。
【「 。」はアリか? ナシか?】

さて、以上の観点からいえることは、中年世代はそのように教わって生きてきたのであり、だからそこに悪意もなければ、間違ってもいないということである。
また、会社などで中年の上司が20歳くらいの世代に媚び、当の20歳くらいからは「若いノリで接してきてウザいキモい」と斬って捨てられる話もよく聞く。
非常に情けない話である。
以上のことから、自分にとって、「 。」はアリかナシかといえば……。
【結論!】

Z世代 に宛てたLINEのトークでは「 。」をやめることにした。
さっきの話と矛盾してる、やっぱり媚びてんじゃねーのかよ! という声すら聞こえてくる……もちろん幻聴だが。
実は先日、Z世代に会った際に、この「 。」の問題について直接聞いたのである。
すると、LINEなどの連絡で「 。」が付いていると不安を感じるし、そういうのが積み重なると“かなりのストレスとなる”のだと言う。
とりわけバイト先での連絡では、老若男女、広い世代が1つのグループLINEでやり取りしているから、「 。」を避けようにも避け切れないとのこと。
そういう話を聞いていると、相手にストレスを与えてまで、自分は媚びない、自らの信念を貫く……というスタンスは、さすがに違うんじゃないか? となるのである。
さて、LINEのトークから「 。」を排除し、文末はどうするのかだが、先述の“文末は「 。」を打つか、代替手段として「絵文字」を入れるかという2択”が、晴れて「絵文字1択」になるわけだ。
だったらいっそのこと、全部「“すみっこ”の動く絵文字」にしてやれ! と、またまた変なこだわりが出てしまい、すみっこ絵文字のバリエーションのあまりの少なさで苦戦を強いられ、また一方で、こうやって絵文字率が上げてしまうと今度は別の懸念が生じる、だったら読点( 、)でひたすら文章つないで、改行を極力減らすしかないのでは……とあれこれ頭を悩ませているところである。
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こういうことを言えるのなら、是非イスラエルのテルアビブやガザ地区で言ってきてくれ……という話。
もっとも、日本史と世界史を放棄しようとする、“考えなくなった”文科省が真っ先に言いそうなことでもあるが。
「ドラクエ7」のとある街で、“からくり兵”に親を殺害された“息子の少年”が復讐を誓って憎悪の炎を燃やしているシーンがあったが、時間をおいて街を再訪してみると、何と“息子の少年”が“からくり兵”に殺害されてしまっていて、今度は“その妹”が復讐を誓って憎悪の炎を燃やしている……というシーンがあった。
憎悪は止められないし、連鎖もして、それを理屈で抑え込むのはほとんど不可能で、かつ不自然ですらある。
四半世紀前に、既に答えは出ているのだ。
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[一言]こういう再会もあるのかと感慨深い。
大抵のケースはネットが原因でモメて別れるものだが、逆のケースもあるようで、実に良かった話である。

最近はZ世代との付き合いが増え、メールやSNS等でやり取りすることが多く、とりわけLINEの大半はZ世代という状況に。
そんな中、LINEなどで文章を打つ際に、語尾に「 。」(マル)を付けると、Z世代からは“怒っている”ように受け止められるというニュースが、先日話題となった。
LINEなどSNSで中高年から送信される「承知しました。」など文末に句点がつくことに対し、若者が恐怖心を抱く「マルハラ(マルハラスメント)」が注目されている。若者は文末にある句点が威圧的に感じ、「(相手が)怒っているのではないか」と解釈してしまう傾向にあるという。
(産経ニュース 2024年2月6日版より)
(産経ニュース 2024年2月6日版より)
そんな事、考えもしなかったので本当に驚きだ。
自分は文末に「www」は打たないが、「 。」は必ず打つ……をモットーに、前向きに生きてきたので、正直、当惑を隠し切れなかった。
【校閲者としての「 。」】

さて、そもそも「 。」とは何なのだろうか?
文末を締める“句点”という当たり前の解釈は置いておいて、自分にとっての「 。」を2つの視点で捉え、そこから考えてみたい。
まず、自分の職業人としての視点から見ていこう。
自分は編集業界に長くいて、とりわけ「校正・校閲」を担当してきた。
雑誌やパンフレット、実用書、そしてWeb記事などを扱うなかで、「 。」に関するよくある誤植は、そもそも「 。」がないことである。
なので、「 。」を挿入する赤字指示をカンプ(ゲラ)に赤ペンで直接入れる、あるいはWordの履歴付き校閲機能でそれを付加してやる。
これはライターや出稿元担当者が「 。」を入れ忘れたのではなく、先方自身で原稿を推敲する際、とりわけ「範囲指定→カット×ペースト」して一文を入れ替える際に起きる。
ドラッグ範囲指定時に、最後の「 。」まで指定しきれずそのまま切り貼りすると、当然ながら、移動先に「 。」が切れた状態で一文が貼り付けられるという、実にシンプルかつハンドメイド感溢れるメカニズムだ。
これが結構“頻発する”誤植であり、別に先方がZ世代というわけではなく、大体は中年だ。
いずれにせよ、もう職業病かも知れないが、自分は「 。」がないと条件反射的に“誤植”の2文字がチラつくのである。
【中年世代の「 。」】

次に、自分のような中年世代は、タイトルや見出しには「 。」を付けない、「モー娘。」という固有名詞に「 。」が付くのは断じておかしい、但し文末や体言止めは除く! と感じる世代である。
小さな頃から、作文は「 。」まで書きましょうと教わり、成人して仕事を始めても、「お前は書類の最後に“ 。”も付けられんのか! 近頃の若いモンはよォ」と怒られ続ける中では、「 。」を書かないと“ミスをした”と自責の念を覚えるまでに追い詰められ、背後の崖からはポロポロと土がこぼれ落ち続け、もう後がない状態である。
また、物心ついた頃にスマホもない我々世代においては、「LINE」など現在のSNS見た際、その先には「メール」があり、またその先には「手紙」(文通)が見え隠れするのである。
となると、LINEにおいても、文末は「 。」を打つか、最悪でも代替手段として「絵文字」を入れるかという2択を迫られることになるのは、自明の理なのである。
【「 。」はアリか? ナシか?】

さて、以上の観点からいえることは、中年世代はそのように教わって生きてきたのであり、だからそこに悪意もなければ、間違ってもいないということである。
また、会社などで中年の上司が20歳くらいの世代に媚び、当の20歳くらいからは「若いノリで接してきてウザいキモい」と斬って捨てられる話もよく聞く。
非常に情けない話である。
以上のことから、自分にとって、「 。」はアリかナシかといえば……。
【結論!】


Z世代 に宛てたLINEのトークでは「 。」をやめることにした。
さっきの話と矛盾してる、やっぱり媚びてんじゃねーのかよ! という声すら聞こえてくる……もちろん幻聴だが。
実は先日、Z世代に会った際に、この「 。」の問題について直接聞いたのである。
すると、LINEなどの連絡で「 。」が付いていると不安を感じるし、そういうのが積み重なると“かなりのストレスとなる”のだと言う。
とりわけバイト先での連絡では、老若男女、広い世代が1つのグループLINEでやり取りしているから、「 。」を避けようにも避け切れないとのこと。
そういう話を聞いていると、相手にストレスを与えてまで、自分は媚びない、自らの信念を貫く……というスタンスは、さすがに違うんじゃないか? となるのである。
さて、LINEのトークから「 。」を排除し、文末はどうするのかだが、先述の“文末は「 。」を打つか、代替手段として「絵文字」を入れるかという2択”が、晴れて「絵文字1択」になるわけだ。
だったらいっそのこと、全部「“すみっこ”の動く絵文字」にしてやれ! と、またまた変なこだわりが出てしまい、すみっこ絵文字のバリエーションのあまりの少なさで苦戦を強いられ、また一方で、こうやって絵文字率が上げてしまうと今度は別の懸念が生じる、だったら読点( 、)でひたすら文章つないで、改行を極力減らすしかないのでは……とあれこれ頭を悩ませているところである。


【NHKニュース】
[補足]国籍がわかっているのは21人で、韓国人2人・中国籍18人、ラオス国籍1人。
【テレ朝news】

【TBSニュース】

【痛いニュース】

【現代ビジネス】
[一言]何とも複雑な気分になる記事だ。



【GIGAZINE】
[一言]なかなか上手くいかないね……。
【ルアマガプラス】

【不思議.net】
[一言]「名古屋は住みやすい」(親戚談)。
【ねとらぼ】

【えごん】

【オタクニュース】
[一言]ブロッコリーの芯からも美味しい“野菜ダシ”が出る。みんな、野菜ダシの素を捨てすぎ。

【えのげ】

【アニゲー速報】
[一言]“非現実的だ”とバレたからでは?こういうことを言えるのなら、是非イスラエルのテルアビブやガザ地区で言ってきてくれ……という話。
もっとも、日本史と世界史を放棄しようとする、“考えなくなった”文科省が真っ先に言いそうなことでもあるが。
「ドラクエ7」のとある街で、“からくり兵”に親を殺害された“息子の少年”が復讐を誓って憎悪の炎を燃やしているシーンがあったが、時間をおいて街を再訪してみると、何と“息子の少年”が“からくり兵”に殺害されてしまっていて、今度は“その妹”が復讐を誓って憎悪の炎を燃やしている……というシーンがあった。
憎悪は止められないし、連鎖もして、それを理屈で抑え込むのはほとんど不可能で、かつ不自然ですらある。
四半世紀前に、既に答えは出ているのだ。


【ねと見!】

【小太郎ぶろぐ】

【カラパイア】

大抵のケースはネットが原因でモメて別れるものだが、逆のケースもあるようで、実に良かった話である。