日の朝】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

朝の情報番組で「潮干狩り」が流されている。

●息子:「海でアサリとか採ってみたい!」
●自分:「いいよ。じゃあ行こうか?」


っぱり自転車が一番!】
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30分後、出発。
電車賃は高くて払えない、車は免許がないの二重苦で、息子を自転車に乗せて行くことにした。

岸エリアへ】
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延々と走り続け、東京モノレールの高架を越え……。

河も越えて】
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目指すは、「城南島」だ!

ンテナ置き場】
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近くにコンテナ船の埠頭があるので、コンテナやら巨大リフト車などが散在する、見通しの良い空間が広がる──。

南島海浜公園】
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目的地・城南島海浜公園に到着!
東京の人工島群の南端にある島だが、ここのさらなる南端が公園になっているのだ。

……と、そこに旅客機が!

国感漂う】
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この公園、入り口からしてソテツやら原色の花やら、ちょっとトロピカルで都内の他の公園にない雰囲気だ。

に入ろう】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

さて、公園内を進むと、右手にキャンプとバーベキューのエリアが。(※有料・予約制)

地方と違って、東京都心は住宅過密で庭でのバーベキューも困難で、また都内の公園では火を起こせる所が少ないので、こういう場所は貴重だし、非日常を味わえる城南島ならなおのことだろう。

浜が広がる!】
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さらに進むと、その先は砂浜、眼前には海が広がる──。
ちょっと、東京離れした感覚に襲われる。

●息子:「何てキレイな世界なんだ!」

カい飛行機】
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……と、そこにまた航空機が飛来。
というか、さっきからJALやらANAやら海外の航空機やら、頻繁に飛んで来て、しかもやたらとデカい。

の秘密が、これ】
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城南島の海を挟んだ向かいが、羽田空港なのである!
つまり、着陸寸前の航空機が城南島の真上を通っていくというシチュエーションにあり、車輪はおろか、機体の“細かな継ぎ目”までクッキリと見えて、実にダイナミックなのである。

ざ、海へ】
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航空機に興奮しつつも、狙うは“アサリ”なので、息子は海へ一直線。

干狩り開始!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

波打ち際まで来ると、ザザザーッ!と打ち寄せる波に息子が少し怖がる。
大丈夫、大丈夫……と言いながら、持ってきた“熊手”で砂を掘る手順を見せると、息子もやがて真似し始め、ついに小さなアサリを掘り当てたようだ!

きてる】
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その後も立て続けに小さなアサリがポロポロと採れる。
熊手で掘り返した瞬間にキラリと白いのが見えて、それがアサリであることが多い。

持ってきたプラ水槽に入れると、初めは固まって閉じていたが、やがて“ベーッ!”と口部を伸ばし始めた。

く見つけた!】
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息子が小石を持って来たので何だと思ったら、超極小サイズのアサリだった。
こんな“小豆”のようなの、よく目視できたものだ……と感心。

き貝】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

砂浜の端っこには岩場があり、何か三角形の石がこびり付いていると思ったら、巻き貝だった。
サザエのミニチュア版のような見た目だが、名前は分からない。

れ?】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

最初、あれだけ波を怖がっていたのに、いつしか海の中でバシャバシャやっている息子。

動】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

息子が「アサリしか採れない」と言うので、場所移動で砂浜の反対側の端っこまで歩く。

たまにアナウンスが流れる監視塔と、なぜか砂に半分以上埋まっている子どもを横目に……。

藻ゲット!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

途中、波打ち際まで流れてきた海藻を、熊手で捉えて喜ぶ息子。

京の陸方面】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

さて、砂浜の反対側の端っこに到着。
こちらにも護岸があって、羽田空港と反対側、つまり東京都心が眺められる。

ニ発見!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

波打ち際に目を戻すと、何やら小さな物体が動いている。
……カニだ!

500円玉サイズの小さめのカニだが、多摩川のモクズガニで挟まれた痛い経験から、恐る恐る捕まえた。
「早く水槽に入れて!」と大興奮の息子。

簡単に調べてみると、どうやら“イソガニ”である。
足の模様が美しいカニで、普通に持っても案外挟んでこず、大人しいカニなのだろうか。

辺の植生】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

息子が水槽のカニに見入っているうちに、砂浜付近に生えた雑草を観察。
浜辺にしかいない系の植物は名前すら知らず、撮ってiPhone内の画像検索で名前を見ていく。

黄色い花を咲かせる、やや多肉系の草は“ツルナ”といって、茎は食用だそう。
もう一つの、ビールのホップみたいな実の草は、全く分からなかった。

っぱい採れた!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

ここで、プラ水槽の中をチェック──。
食用には程遠い大きさのアサリ、巻き貝、そしてイソガニ。

なかなか華やかな感じだ。

のファッションショー】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

アサリはやけに貝殻の色や模様が美しいのが多く、まるで宝石のようなアサリまでいる。

上記画像は「今日採った美しいアサリ・ベスト2」。

ニ採りの極意】
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イソガニを捕まえたのを契機に、息子は「カニをもっと獲りたい!」と息巻く。
どこにカニが多く潜むのか、あちこち見て回っていると、岩場でカニ獲り名人を発見。

名人のプラ水槽はカニだらけで、脇に釣り竿のようなのを置いていた。
竿の先に“チータラ”みたいなのをくくり付け、岩の隙間に竿を下ろしてやると、カニがそれを挟んでは次々と釣り上げられている模様。

これはもう、ザリガニ釣りと同じだわ。

変】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

城南島に来た時から風が強かったが、ここに来て、さらに強風が吹くようになり、突風で海面が煽られて、細かな水飛沫が肌にかかってきて、冷たい。

空を仰ぐと、突風で着陸直前のJAL機が左右にユラユラ揺らされていた。

部、逃がした】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

天候が怪しいのと、昼ご飯がまだだったので、帰ることに。

採った生き物は、全て逃がした。
プラ水槽を波打ち際で逆さにして、ザザーッと一気に。

アサリは大小にかかわらず、東京湾のものは食べる気がしなかったので、逃がした。(※市場を通さないアサリは“貝毒”のリスクもある)
巻き貝もイソガニも、同様の理由で逃がした。(※イソガニは味噌汁にしたら美味いとの情報だが、間違えてスベマンを食べると“死ぬ”ので要注意)

路】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

自分も息子も、お腹が空いて耐えがたいので、大急ぎで家を目指す──。

この界隈は冷凍倉庫やら流通センターやら“大型トラック中心”のエリアなので、歩道や自転車道は充実してなくて、真っ直ぐ進めない。
車しか直進できない交差点があちこちにあり、自転車はその度に迂回させられる。

ただでさえ急いでるのだが、そもそも城南島海浜公園は「JR大森駅から京急バスで行く」というのが定石である。

最初から、自転車で行く場所ではないのである。

和島ジョナサン】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

ダメだった、力尽きた。
湾岸エリアの“平和島”で限界を感じた……もうここでご飯にしよう。

休日とあって競艇場が開いているのか、街中は人だらけだが、何とか「ジョナサン」を見つけて、息子と昼食。
“ミックスグリル”がことのほか美味く、とりわけソーセージが香ばしくて最高だった。

あと、せっかくの洋食だったので、息子にテーブルマナーを教えて、メロンソーダを4~5杯飲んで、すかいらーくHD(3197)の株主優待カードと238円で会計して帰った。
今日のレジャーの費用、実は、この238円だけだったりする。

●息子:「(城南島で)今度はカニ釣りして、またココで食べよう。次いつ行く?」

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