【ケンカ】

息子たちがまたケンカしている──。
最初は2人して楽しく遊んでいるように見えるのだが、すぐにこうなる。
【オオモチャは“一所懸命の地”】

大体は下の息子2(2歳5ヶ月)が、上の息子(6歳0ヶ月)のオモチャに手を出して、結果、取り合いになるというのが非常に多いが、それ以外もあるし、元からの相性の悪さもある。
自分ら親はその度に割って入り、怒ったり泣いたりしている息子に寄り添って、ケンカにならないように教えているが、一向に効果が出ない。
とにかくケンカの頻度が半端なく、1日に数回~十数回もある。
悩んで保育園の先生にも幾度となく相談したが、決まって言われるのが“気持ちの受け止め”である。
保育士の教科書や国試の過去問にあるのかも知れないが、もうそれは言われて何度も試したし、今でもやっている。
この手のケンカにおいて、「そんなオモチャ、貸してやれよ。減るもんじゃないだろ」と思われがちだが、それはどだい無理な相談である。
たかがオモチャと思うのは大人だけで、子どもにとっては、譲りたくないオモチャはもはや鎌倉御家人の「一所懸命の地」のようなもので、全力で争う。
ただ返せと言って済めばいいが、勢い余って手が出る、もはや紛争や局地戦のミニチュアである。
オモチャを勝手に取るのはもっぱら息子2なわけなので、叩かれた息子2の気持ちを受け止めてから「あれはお兄ちゃんのだからね」せめて「貸してと言おうね」と、取らないように誘導しても、2歳だと限界で、また同じことをやってしまう。
それ以外でも何が理由かも分からない小競り合いもある。
……となると、1時間に1回はケンカという日もある。
自分らは平日夜も休日も、共に家事で忙しい。
見てないところでケンカをやられると、息子らに訊いたところで原因も経緯も曖昧で、何を受け止めればいいのかすら難しい。
【子育ては“無理ゲー”の連続】

結局は“無理ゲー”なのである。
“教科書通り”の処方箋が奏効するのは、滅多にケンカしないとか、子どもにある程度の聞き分けがあるとか、元から折り合いが悪くないとかで、ウチにそんなのを提案……いや、呈示されたところで、受け止めきれない・誘導しきれないの連続である。
それでも親の責務があるので、教科書通りのアプローチを続けるわけだが、無数の挫折を味わう既定路線に乗るだけで、そのうちストレスを溜め込んでいき、挙げ句の果てには、一方的に“叱る”ことになってしまう。
そんなことを繰り返しているうちに、親も疲弊してくる。
もう、どうしようもない──。
自分は“一人っ子”で、兄弟が欲しかった。
中学あたりまでは「弟か妹が欲しい」と親に言い続けたが、叶わなかった。
だからウチの子には兄弟を……と思ってこうなったわけだが、結局は自分の独りよがりだったのか。
【「外へ行く」という選択】

結局、息子を1人ずつ「外に連れて」いき、極力、息子たちを一緒にしないというネガティブな選択肢しかなかった。
その場限りの方法なので、何の根本的解決にもなっていないのだが、他に方法があるわけでもないので、仕方ない。
せめて祖父母と同居の世帯だったらと思うところだが、自分も妻も、両親は関西やら九州でそれぞれ地縁の繋がりもあるので、それも無理だ。
息子らがあと何年かして“自律成長”してもらうまで、我慢するしかない。
いちおう息子は、たまには息子2の面倒を見てくれるので、明るい兆しはあるには、ある。
……というわけで、夜中にもかかわらず、息子と2人で外へ。
しばらく歩いて、公園に辿り着く。
辺りは真っ暗だが、公園内は街灯がたくさんあるので、遊具群はそれなりに照らされている。
息子が「ブランコやりたい」と言うので乗せてやったら、隣のブランコでは女子高生2人が乗りながら悩みを語らうシーンが展開されていた。
ぜんぜん偏差値が50超えない状況で大学に行って、親に経済的負担をかけたくない。
これは深刻な悩みだが、ウチだって悩んでるんだよ。
それを演出するために、こちらもブランコに乗せた息子をゆっくり押し、このエリア全体で悩んでいるという雰囲気の創出に努めたのだが、息子が「楽しい、もっと高くして!」と、ことのほかキャーキャーピーピーと大喜びしてしまい、それすらも失敗に終わった。
偏差値45からの大学の選び方

【TBSニュース】
[一言]途中離脱でこれは凄すぎ!
【NHKニュース】


【テレ朝news】

【BBCニュース】

増税ばかりでなく、無駄な歳費や予算を削るところを見せて欲しいが、それがないから、今の総理は支持されない。

【GIGAZINE】



【カラパイア】

【よろず~ニュース】
[一言]昔、「UP SMILE」(アップスマイル)というアパレルブランド、好きだったわ。みんな、ベーッ!と舌を出してる。

【VIPPER速報】

【暇つぶしニュース】

【えごん】
[一言]負けたら本国でペナルティでもあるのか?そう考えると、鬼気迫っていて、怖い。


【Y速報】

【ゲーハー黙示録】
[一言]シューティング派としては、サターンの頃はそんなのがゴロゴロあった。
【ねと見!】
[一言]よく、昭和ノスタルジーみたいな憧憬を言う人がいるが、多分こういうのは“濾過”されているんだろうな……と。
【えのげ】