【国民は防衛に走る】

昨日は昼間に「ゆうちょ銀行」(7182)を100株買い付け。
4月の諸品目値上げなどでインフレが加速する中で、給料は上がらない、非正規などは逆に下がるなどして、インフレと賃金増加がリンクしない「スタグフレーション」の世の中になることが確実となったことで、投資方針に大きな変化が生まれたのだ。
スタグフレーション下においては、現金で資産を持っていてもインフレ要素で「価値が下がる」。
また、株などの金融資産を買うにしても、低賃金による買い控えで企業業績が下がるため「価値が下がる」。
そんな中で例外的な株の銘柄は……と探してみると、真っ先に見つかるのが、庶民向けスーパー関連株である。
国民がインフレ貧乏になっていく中で、割高の百貨店やコンビニは利用頻度が下がり、イオンや業務スーパーなど庶民安売り系の店に客が流れ込むと予想できるからだ。
だが自分は、それより欲しいのが銀行株(※メガバンク)である。
これまでも、りそなHD(8308)など毎月のように買い付けているものもあるが、さらに買い付け枠を増やして、今回、ゆうちょ銀行の買い付けとなった。
銀行株は、バブル崩壊以降はITバブルを除いてずっと低迷してきて、2016年の日銀・黒田総裁のマイナス金利でさらに壊滅的な打撃を受け、現在ではトップクラスの不人気銘柄である。
しかし、国内のホールセールが不調でも店舗統合や無人化で乗り切り、海外投資は好調で財務内容も良いし、株式の配当は軒並み4%もある。
不人気なうちにコッソリ買い集めたいレベルの内容である。
そんな中で、今回のスタグフレーションまで起きた。
1ドル129円台という歴史的円安など、インフレ要素による景気悪化懸念が社会問題化される中、政府・日銀もいつまで「金利」を現状維持できるか。
いずれ、海外の中央銀行の後追いで「利上げ」に踏み切り、スタグフレーション解消に動き出すのは目に見えている。
利上げが実施されると、真っ先に恩恵を受けるのが、銀行である。
これまで不人気だった銀行株に投資マネーが集中する可能性がそれなりに高いと踏んでいる。
今のうちに銀行株のウェイトを上げておきたいのは、そういった理由からである。
スタグフレーションの時代(森永 康平)



























