【まずは品川インターシティから️】
木曜の祝日は、息子(3歳4ヶ月)を前向き抱っこして自転車に乗り、延々走って品川へ。
【キレイ!】
品川駅前・インターシティの中庭「ポインセチア花壇」が美しい!
さて、今回はここからがスタート。
【天王洲アイルに入るも】
品川を東南に進み、陸地の橋から人工島「天王洲アイル」へ入るが、そのまま突っ切って島の端へ。
ここからさらに橋が出ていて、今回は、その向こうにさらにある“人工島”を目指す。
【いざ、PUMA島へ】
島の名前は「PUMA島」。
自分が勝手に付けた島の名前なので、他所では言わないほうがいい。
埋立地という扱いのためか、一般的には“品川コンテナ埠頭”と呼ばれているが、埠頭といえば陸続きのイメージだし、手前の人工島には天王洲アイルという立派な名前があるのに、こちらは無名というのは可哀想!という自分の熱い思いからの命名だ。
で、名前の由来はというと、島のスグそこにPUMAの倉庫があるという、熱い思いとは裏腹に淡白なものだったりする。
【上は新幹線!?】
PUMA島に入ってみると、まず見えるのがガード下の倉庫群だ。
で、上を走っているのは「新幹線」である!
おかしいと思った人は鋭い。
新幹線ならもっと西の陸地「品川」の南北を山手線と並んで走っているハズであり、こんなはるか東の埋立地をなぜ……と。
でも、走っているし、実際700系などが頻繁に見える。
実はこのレールは本線ではなく、大井町車両基地に入るための「引き込み線」なのであり、来るのは客を降ろした後の回送ばかりというワケ。
たまに現れては息子を喜ばせるだけの存在なのである。
[クイズ]なお、ここからの画像で「走っている新幹線」が“2回”出てきます。全部見つけられるかな?
【憩いの球技場】
ガード下をぐぐると、フェンスで囲われた球技場。
天王洲アイルもそうだが、このPUMA島も団地やマンションといった居住区はほとんどなく、夜間の人口は極めて少ない。
そんな少ない住民達の憩いの広場がここというワケなのだろう。
【さらに島の奥へ】
PUMA島の中心部を目指すと、そこはまさに巨大な物流倉庫なコンテナ場、埠頭の風景に一変する。
【コンテナ置き場】
コンテナ群は1個1個が非常に大きく、積み上がった姿は、軽く威圧感を覚える。
【残念な巨大機】
そんなコンテナを持ち上げる重機も超特大だ。
これは確か、トップリフターといったかな、フォークリフトの巨大版のようであり、家の2~3階の高さになる重機だが、デカいコンテナをまるまる1個を持ち上げる。
ただ、残念なのが、今日は祝日のため全く動いていないということ!
これが動いてコンテナを持ち上げるところを息子に見せる予定だったのに、アテが外れてしまった。
【超巨大クレーン群】
埠頭まで来た、向こうはもう海である。
ここにも超巨大クレーンが働いていて、右の赤白のクレーンは若干の横移動をするんだったか。
この赤白クレーンと、左のオレンジクレーンの間をよく見ると、お台場のフジテレビと観覧車が。
【コンテナ吊り上げ機(移送式)】
で、左のオレンジは先ほどのトップリフターよりも巨大ながら、割りとクルッと90度ターンしてせわしく移動して、ギョッとする。(※平日の場合)
いずれもタンカーのコンテナの積み下ろしや運搬をするのだが、こちらも残念ながら祝日休みで動いていなかった。
もしこれらが動いていたら、その辺の街なかでは見られないレア重機ばかりで、見学だけでも非常に価値が高かったのに……と臍を噛む。
それでも、まあまあ喜ぶ息子。
申し訳ない。
【レインボーブリッジのビュースポット】
埠頭を横目に北上すると、眼前にレインボーブリッジ。
このまま島の端まで行くと、このレインボーブリッジがよく見えるビュースポットに行き当たり、バイクの兄ちゃんがよくたむろしている。
しかし、ここで異変が……!
何やら100m先から不穏な声が響き、手前にはパトカーが待機している。
一体、何が起きたのか!?
【抗議の矛先は】
何かのデモ行進である。
東京入管の不当な外国人収容をやめろと叫んでいるようだ。
息子がパトカーに釘付けだからしばし眺めたが、そのうちデモ隊が「殺すな!」とか言い始めたので、慌ててその場を離れる。
【PUMA島“最大の”施設!?】
さて、そんなデモ隊の眼前にそびえ立つのが「東京入管」で、PUMA島で一番堅牢な建物かも知れない。
普段は外国人が何かの手続きのためか、周辺に固まっている。
【北の出口】
重機は動かない、入管周辺は騒がしい……と今日はまるでダメだったので、PUMA島の北の橋から陸側を目指すことに。
そうそう、今や新型コロナウイルスでスッカリ忘れ去られているが、このPUMA島こと品川埠頭は一昨年、100匹以上の「ヒアリ」が見つかって全国に知れ渡ったことがあった。
巣も見つかったことから、もう、棲み着いてしまったかも知れない。
【京浜運河】
橋に乗っかると、いよいよPUMA島とお別れだ。
橋の下を京浜運河が流れ、無数の船が息子を喜ばせているようである。
【またしても名もなき島】
PUMA島を出て、橋を渡り切ると、陸地かと思いきや、ここも人工島だったりする。
この島にも名前がなく、単純に港南四丁目などと言われているエリアで、報知新聞社の社屋があったりする。(※名前は公募したい)
天王洲アイルの北側にある島で、埋立地だ。
ここには「港南緑水公園」という広い公園があって、息子のお気に入りということで、不発に終わったPUMA島の借りを返すべく、遊んで行くことに。
【ブルブル……】
他の公園にはほとんどない「超LONG滑り台」で息子が遊んでいるうちに職場の元同僚とLINEしていたが、息子が滑り台から一向に滑り降りて来る気配かなない。
見たら、滑り台の上で緊張して固まり、ブルブル震えているではないか!
先日は普通に滑っていたのに、これは何としたことか……。
【バランス遊具で運動神経発揮!】
「怖かったんだね、じゃ、パパと滑ろうか」と言うと喜んだので、膝の上に乗せて滑って下へ。
その後は、低い遊具メインで遊んでいたが、結構なバランス感覚で少し驚いた。
【空の異変】
延々と遊んでいると、夕方に。
フト空を見ると、青空を線で分けたような帯状の雲が出ていて、こんな変な雲は見たことがない。
今日は昼過ぎまで強風が吹き荒れていたが、その影響なのだろうか。
他の来園者も何だろうねと口々に言い、スマホで撮影している。
【ついに、やった!】
と、突然息子がヤル気を出し始め、あの「LONG滑り台」を目指して行くではないか!
さっき怖くて震えていたのに、どういう強風の吹き回しだ?
異変は雲だけではなかった。
そして息子は、そのまま一人で滑り台を滑り降りてきたのである!
偉い偉い、ご褒美にまたパパと一緒に滑ろうか?と言うと、「パパ、あっち行って!」と言うではないか!
そして再び、滑り台に上り、一人で滑り降りてきたのである。
わーい、出来たという晴れやかな顔に、ただただ、よくやったと。
【挑戦心が湧き出てくる!】
これで息子の挑戦心にスイッチが入ったようで、今度はロープで上に上る遊具をやりたいと言い始めた。
このロープは腕力がないと上れないので、これまで上れた試しはない。
しかし、この日の息子は戦闘モードなのか、果敢にロープを掴み、グイグイ上っていく。
これはいける!と自分はその勇姿を録画しようと慌ててiPhoneを構えた次の瞬間……!
【反省と成長】
息子は手を滑らせて50cmほど落ち、そのまま仰向けに転んでしまった!
ケガ等はなかったが、ビックリして泣いてしまい、慌てて抱きかかえると顔をスリスリしてきて、しばらくピピついていた。
あそこから落ちるとは予測できなかった、呑気に撮っている場合でなかったと自分の愚かさを悔やむ。(※しかも動画には落ちてコケた所が入り込んでしまうとか……)
しかし、そんな自分とは裏腹に、息子の強い「挑戦心」を見たのは初めてだった。
成長を感じた。
【トコトン遊ぶ】
その後、息子は気を取り直して、またまた遊び始めた。
もう日が暮れてしまったのに、声掛けしても一切耳を貸さず、遊び続ける。
ついに夜になり、息子が遊び疲れたようだ。
再度「帰ろう」と言うと、息子は砂場にあった持ち主不明のスコップやら熊手やらを隅に置かれていたバケツに全て入れて片付け、砂場の山を全部踏み潰してから、自分の所へ。
キチンとまとまりがついたところで、ようやく息子を抱っこすることができ、自転車に乗り、家路へ。
【天王洲アイルへ】
まず、名もなき島の南端の橋を渡って天王洲アイルに入り、その西端の橋を渡って、北品川などがある陸地に戻ることに。
自転車上で自分が「どうせ疲れて寝るんでしょ?」と言うと、息子は抵抗して“グーッ”といびきをかいて寝るフリを!
とんだ演技で、ふざけた話だ。
その後すみやかに寝落ちして、前にダランとしたので、息子の重さをモロに受ける事に。
【コーラ買う(※無料)】
頑張って家へ向かう途中の自販機で、500mlペットのコカコーラにiPhoneを向け、コークオンのアプリで溜まっていたドリンクチケットをタップしたら、自販機が反応、そのままコーラを落としてきた、万歩計の歩数でチケットが手に入るので、無料。
【晩ごはん】
自分は“ハンバーグ”、息子は“オム焼きそば”。
息子は公園で動き回りすぎだったので、よく食べること!
その後しきりに「船見たよ」とか「落ちてゴチーンしたんだ」とか、PUMA島や公園の思い出をママに話していた。
結局、半日潰して楽しんだが、掛かった費用は「0円」。
工夫次第で、遊べる所も結構あったりする。
【PUMA島のおさらい&クイズの答え】
上記地図には左側に2つの島、右に「PUMA島」が映っている。
左上の島が緑水公園のある「名もなき島」で、左下の天王洲アイル駅がある島が全国的に有名な「天王洲アイル」(天王洲島)だ。
天王洲アイルの橋からPUMA島に渡り、地図の“東京出入国在留~”と書かれた「東京入管」を抜けて、北の橋から陸側の名もなき島へ入り、そこの緑水公園で遊んだという流れだった。
そして、公園で遊んだ後は南の橋を渡って天王洲アイルに入り、島の西側の橋を渡って陸地に戻る。
つまり、天王洲アイルと名もなき島の左側の陸地は埋立島ではなく、品川・北品川に密接する陸地なのである。
ただ、江戸時代は品川駅のスグ目の前が海岸だったというから、埋立地を含む陸地という事になるのだろうが。
さて、以下がクイズの答え。
[クイズの答え]
新幹線1回目=“憩いの球技場”画像の左側
新幹線2回目=“京浜運河”画像の目の前の橋の上
(※憩いの球技場の方がかなり難しかったかも……)
東京で新たに434人の感染確認 全国では1,695人が感染 新型コロナウイルス
【TBSニュース】
「牛乳を注ぐとミッフィーが現れる」というグラスを買ってみたら……これは予想外【えごん】
[一言]見てコンマ何秒で江戸時代の「逆さ磔」を思い出した自分は、前世が心配になってきた。PC-8001でラリーXのBGMが鳴る。 [一言]レトロゲームファンは必見!
凄い技術だ。
無職旅 ウラジオストク一週間! 旅費総額49,659円で豪遊してみた