【なかなかできない、散歩失敗】


日曜の夕方はJR山手線「鶯谷駅」まで。
転職前の、商売をやっていた時代の取引先の外国人夫妻が来日して、昭和の雰囲気の店で飲みたいという事で、この鶯谷駅で待ち合わせ。
まずは駅周辺の風情を楽しみたいとの要望だったので、路地散歩に案内した。
“谷根千エリア”のような日本の原風景のような街並みを期待して歩いたら、見事なまでにラブホと風俗屋しかなくて、さすがに謝った。
【メインイベント!】

気を取り直して、本日のメインの飲み会へ。
会場は大衆食堂「信濃路」だ。
路地散歩にしくじった果てに信濃“路”とは皮肉な話だが、まあ外観からして、昔懐かしの雰囲気で!
【令和から昭和へ】


店内はさらにノスタルジックな感じで、朝の連ドラのセットかというレベル。
テーブルにお品書きなんかなくて、壁の手書きのメニューから注文する方式のようだ。
【乾杯!】

来日および、久しぶりの再会を祝って乾杯!
“焼き魚”やら“カキフライ”やら“焼きナス”やらを並べて、瓶ビールをいただくという、まさに大衆スタイル。(※ホッピーもあるよ)
【日本らしいメニュー】


さらに“枝豆”やら“どて焼き”やら、日本でしか食べられなさそうなメニューを選んで並べてみた。
枝豆の剥き方を説明するのに苦戦したが、それにしても“どて焼き”という味噌煮込みは、どの辺を焼いているというのか……?
取引先夫妻は、石川県のとある街に行ってきたそうで、積もる話をたっぷりとした。
【シメは食堂スタイル!?】


その後も“あん肝”や“鯨ベーコン”(今日の一押し!)を楽しんで、そろそろシメに一品頼む時間に。
しかしここは大衆食堂であって専門の居酒屋ではないので、“シメのご飯モノ”が見つからずに難儀していると、「一品モノに270円を足すと定食にできる」サービスがあって、それを利用する事に。
味噌汁やお新香まで付いて、豪華なシメだ。
【Good bye!】

3人で豪勢に食べたが、税込6,000円(1人2,000円)とえらくリーズナブルで、満足!
夜風に吹かれながら鶯谷駅まで戻り、またの再会を誓って別れた。
【インバウンドの根本問題】

あと最後に、石川県の海の風景写真(※上記画像)をいただいた。
自分のお気に入りだ。
何でここで紹介しているのかと言えば、少し残念な問題があったためだ。
取引先夫妻が外国人観光客として石川県の海沿いの街を歩いた時のこと、地元の人に「何もない所ですが……」と案内されたという。
取引先夫妻にとってはキレイな山々や美しい海に感動してきたばかりだったから、軽く面食らったという。
これは日本人の“謙遜”なのか、あるいは豊かな自然を“無いもの”とカウントしているのか……。
ここまでくると問題だと思った瞬間だった。
もちろん現地人は観光案内人ではないので、事細かな説明やガイドをする必要性はないが、豊かな自然の存在くらいは言って欲しかったものだ。
都市に集中しがちなインバウンドを地方に向けさせる問題について、頻繁に議論の俎上にのぼるが、観光スポットとはディズニーやUSJ、大寺院、サファリパークなど人の手のかかったモノ、富士山や東尋坊など超有名自然物だけではないという事を見直した方が良いのではないか。



【NHKニュース】


思い切りが凄い。

【えごん】
[一言]そういえば、甥っ子が昆虫好きで、新たにカミキリムシを飼い始めたところ、カミキリムシの口からピュル~ッとヒモみたいなのが出てきたらしい。そのヒモはあちこちを動き回っていて、どうやら「線虫」との事だった。
かなりキモイ光景である。

【毎日新聞】

【クレイジー】


【痛いニュース】

【情報屋さん。】