【長い付き合い】

家族3人が株主の吉野家HD(9861)。
特に自分は4~5年の長い付き合いだ。
【決断!】

昨日(25日)、自分は家族3人ぶんの吉野家HD株を売却した。
これ以上は利回り回復の“見込み”がないと判断したためだ。
そして、その売却金で日本航空(9201)を家族3人ぶん、追加で買い付けた。
【「朝三暮四」とは何か】

また、吉野家HDをこれ以上持つのはある意味「朝三暮四」だと感じた。
「朝三暮四」は古代中国の故事に基づくコトワザである。
宋の狙公なる男が、飼い猿にトチの実を与えるにあたり、「朝は3個、夕は4個にする」と言ったところ、猿たちは“少ない”と怒った。
そこで男は「朝は4個、夕は3個にする」と言ったところ、猿たちは喜んだ。
そこで男は「朝は4個、夕は3個にする」と言ったところ、猿たちは喜んだ。
結局トータルで7個なのは変わらないのに、目先の数の増加で喜んでしまうという、本質が捉えられないさまを述べた逸話である。
【コトワザ未満!?】

現在の吉野家HDの総利回りは2%である。
うち、配当利回りは0.4%、株主優待利回りは1.6%である。
……これなら同じ投資額で「配当3%の他社株」を買った方がマシではないか。
1.6%ぶんの牛丼が欲しいなら、同額の他社の配当で賄っても結果は同じだし、3%も配当があるなら、十分にお釣りが来る。
つまり、牛丼の優待欲しさに今現在の吉野家HD株を求めるのなら、それはもう「朝三暮四」どころか、それ未満ということになる。
もっともコロナ前、とりわけ自分が吉野家HDに投資した時は、総利回りは4%をゆうに超えていて、本当にお得だったのだ。
しかしコロナの大災厄が起きたせいで配当が減額され、優待の券の額面も下がったため、今の2%という散々な状況になってしまった。
それでも株価は下がるどころか、むしろ上がっているため、今のうちに売り抜けようと判断したのである。
【「朝三暮四」に見切りをつける】


自分は「優待がある株」を買う場合、総利回りは“4%”を目安にしている。
優待がない株の場合は3%なので、1%多い計算で、これは優待廃止時の暴落に対する保険として上乗せして、“これでイコール”という考え方である。
ただ、この考えにおいても、無理に優待株を買わなくても無数にある同率レベルの優待なし株でも変わらないだろう……「朝三暮四」だからだ。
いやむしろ、優待なし株から選んだ方が有望株を選べる確率が上がり、投資効率的には良いといえる。
吉野家HDもかつては総利回りが4%だったので、我慢強く保有し続け、利回りが戻るのを待つ手も、あるにはあった。
しかし、最近の不祥事続きで、しかもそれとなかなか真摯に向き合おうとせず、今頃になってトップが謝罪という経営体質だと、これ以上の企業成長は難しく、利回り回復もまた期待できそうにない。
そういう判断で、「売却」となった。
【最良の選択か】

さて、吉野家HD株を売ったことで追加で買えた日本航空株だが、こちらは国内線半額券(片道)が年間2枚。
家族が利用するのだが、長崎まで遠いのと、繁忙期の利用になるので、割引額もかなり高くなる。
そして、割引額を基準に総利回りを算出した場合……何と驚異の「12%」!
一昨日も家族3人ぶん買い付けているので、今回の追加買いで、それぞれ100株→200株となる。
200株に増えると貰える半額券は年間4枚(2倍)になるので、年に2回、半額で家族をストレスなく帰省させられる……これは実にありがたい!
もちろん東証プライム移行に伴い、将来的に“優待廃止リスク”もゼロではないのだが、その時には“高配当”との引き換えとなると踏んでいるので、やはり吉野家HDでなく、こちらを持ちたい。
日航機(金属モデル)


【TBSニュース】

【テレ朝news】
[一言]キッシンジャーがまだ存命だったのに驚き。あと、リンク先の記事タイトルが「大統領氏」と誤植していたので、こちらでは直してある。

この先も厳しそうだ。

【TBSニュース】

【えごん】

【VIPブログ銀河】

【えのげ】

【アニゲー速報】



【ゲーハー黙示録】

【Y速報】
[一言]またこのメーカーか。

電車にあまり乗らないので、遭遇したことがない。
最近では、ベビーカーのウチの赤ちゃん息子2(1歳0ヶ月)が泣かないか……とか、そっちの心配ばかり。