【林試の森公園へ】

昨日の祝日は、遠出して「林試の森公園」へ。
目黒・五反田エリアにある大きな公園で、はるばるシダーローズを探しに来た。
【ヒマラヤ杉】

シダーローズはヒマラヤ杉が落とす“松ぼっくり”状の実で、バラの花のような形状から人気で、前日、井の頭公園で見て以来、自分でも採りたくなったのだ。
程なくして、ヒマラヤ杉を発見!
【コツがある】

ただ、それを探すにはヒマラヤ杉を知らないといけないし、またシダーローズを出すヒマラヤ杉はごく一部の樹木のため、けっこう苦戦しがちだ。
ただ、そういう時でも、ヒマラヤ杉の真下の土の上を観察し、“シダーローズのかけら”を見つけたら、その上の木で“当たり”となる。
【何とまあ……】

で、早速木の下で採取……と思ったら、木の周りが“立ち入り禁止”ではないか!
仕方なく、柵の周りを探すが、見つからず。
【シダーローズを探し回った結果】

林試の森公園は、都心にしては実に広大な公園なので、他のヒマラヤ杉を探すと、10本以上も見つかる。
早速探すのだが、見つかるのは“かけら”のみで、完全体のシダーローズは、ついに1つも見つからなかった。
時期が早すぎた?
それとも、凶作の年なのか?
シダーローズには、そういうのがあるとの話を井の頭公園で教わったが……。
いずれにせよ、適した時期かつ、子供に潰される前の早朝にでも、また取りにくるとしよう。
【可愛い松ぼっくり】

そんな時である、足元にポロポロと小さな実が落ちているのを発見。
シダーローズではないが、これは超ミニサイズの可愛い松ぼっくりではないか!
これはこれで悪くない。
せっかくなので、シダーローズ以外の実を集める方向で微調整。
すると、見つかるわ見つかるわ、いろんな木の実が!
【林試の森公園とは️】

そもそも、林試の森公園とは何か?
何で“試して”いるのか?
それとも、逆に我々が試されているのか? 実は──。
冗談はさておき、この林試の森公園は文字通り、明治時代は「林業試験場」として整備された、れっきとした国の実験施設だったのだ。
林業は現在はそれほどでもないが、当時は近代都市の建設から戦争に至るまで、木材のウェイトが極めて大きかったわけであり、明治政府も林業にまとまった予算を投下していたのである。
林業試験場では、樹木そのものの研究や病害虫の生態調査、造林や木材加工など林業経営学の研究に至るまで手広く行われていたが、その後、試験場が茨城の筑波に移転したことで、ここはそのまま公園になったという経緯がある。
【試験場】

だから、今でも林試の森公園は至る所に巨木があるし、スズカケの木だけで3種類もあって、その違いを見分けろと試験を課してくる。
今回探した杉や松なども、テーダ松など聞いたことのない種類の木がたくさんあって、その種類は豊富だ。
だから、松ぼっくりでも、巨大なものから手頃なもの、そしてミニサイズのものまで、凄くバラエティー豊か。
シダーローズのみならず、松ぼっくり細工をする人にとっては、まさに理想の公園。
そしてこの種類の多さこそ、林試の森公園のアイデンティティであり、最大の魅力といえるのだ。
【この実、何の実、気になる実】

帰宅して、採った実を箱に並べてみたら、結構いい感じではないか!
シダーローズはないものの、さまざまな松ぼっくりや木の実が彩り豊かで、まあよくこれだけあるものだ。
アーティストはさらにここから洒落た作品を作るのだから、大したものである。
自分も何かやってみたくなってきた!

【えごん️】

【NHKニュース️】
[一言]深夜に開場したNYダウが、早くも下げに転じている。
【TBSニュース️】


【NHKニュース】

【毎日新聞】

【ガジェット通信】

【東スポ】

【Y速報】


【カラパイア】

【えのげ️】

【痛いニュース️】




【ゲーハー黙示録】

【ゲーハー黙示録】
