【なぜ、子供の症状は軽いのか】

このところ、落ち着きを見せている新型コロナウイルス・第5波だが、感染者が減っても重症者は未だ多く、またリスクだらけの家庭内療養が常態化している。
また、空気が乾燥する冬場に「第6波」が来る可能性もあり、脅威は全く去っていない。
そんな中でいつも不思議に思うのは、コロナに感染しても「乳幼児・子供は症状が軽い」ということだ。
そのメカニズムについては全く分かっておらず、海外の論文では子供について「血管が新しく血栓が出来にくい」とか「ビタミンDとの関係」とか「メラトニン産生量が多い」[※注]とか、複数指摘されているが、仮説の段階である。
自分は1年前、大人と子供の身体構造の違いに着目し、「胸腺」と「赤色骨髄」を疑った。
これらは免疫系に深く関与しているためで、しかも大人になるにつれ、その機能が失われていく部位だからである。
だが、麻疹のように「乳幼児・子供の方が重症化する病気も多くある」ので、先の海外指摘のものも含め、決定打にはなり得ないと考える。
【どうしても気になる「水」️】

そんな中で、自分が新たに着目したのが「水」だった。
もっとも1年半前から着目していた️が、ここ1ヶ月で以前にも増して着目するようになった……ということである。
人間の体内水分量は、年齢によって大きく異なり、赤ちゃんの頃が最も多く、そこから高齢者に向けで漸減していく。
新生児は約75%と豊富で、子供は約70%、成人は約65~60%と落ち込み、高齢者は55~50%とかなり少ない。
新生児や幼児、子供が新型コロナウイルスに感染しても、症状が非常に軽いのは、この体内水分量が関係していないかという思いが強くなったのだ。
豊富な水分は脱水症状を防ぐのはもちろん、「ウイルスを殺す白血球の免疫システム」を正常に稼働させるという意味もあり、今回はむしろ後者のベネフィットの方がはるかに大きいと見られる。
もちろん、先の麻疹の例えのように、子供の方が重症化するウイルスもあることから、その意味では「胸腺」や「赤色骨髄」同様といえる。
【西アフリカ・エボラ出血熱パンデミックの光景】


だがそれでも自分が「水」という選択肢を捨てきれなかったのが、2014年の「西アフリカ・エボラ出血熱大流行」の記憶があったからだ。
エボラ出血熱は1976年に発生した恐ろしい感染症だが、2014年に最大規模の大流行が発生したのだ。
あの時は、これまでなかった“欧米人の感染”が発生し、覚えている限りだと、4人の欧米人感染者が出た。
エボラの致死率は50~90%、自分は「4人中、3~4人が死ぬことになるのか、世界へ与える衝撃は大きいだろう、大変なことになった」と思った。
しかし、実際に亡くなったのは70代の欧州人(スペイン?)の神父1名で、他3人はみんな助かった。
2014年当時、ワクチンや特効薬が皆無だったエボラ出血熱は、感染しても治療法が対症療法のみという悲惨な状態だった。
それでも大部分の欧米人が助かったのは、なぜか?
当時テレビで、エボラに感染したアメリカ人医師がストレッチャー上で厳重に防護されて米国内の病院に運ばれていくシーンを見たが、あの厳重さだと、病院内でもありとあらゆる手を尽くすのだろうと想像して見ていた。
ただ一方で、対症療法しかない中で何ができるのか……エボラ生還者の血漿も有意差なし(効果なし)とされる中、与えられるとしたら、ブドウ糖輸液くらいのもの。
ブドウ糖輸液は水分のため、ここで自分は「水」に大きな興味と可能性を感じた次第である。
【水に特化したコロナ初動対応️】

以上のことから、自分は先日「水に主軸を置いた新型コロナウイルス感染時の行動指針」を以下にまとめ、万一の時に、我が家で実行することにした。
[1]️大量の水を用意し続ける
新型コロナウイルスに感染すると、軽症でも相当きつく、行動は制限されるため、水の確保が困難となるため、事前に買っておくべきである。
そして感染後は自治体の支援を受けるか、ネットスーパーや置き配などを利用して、水を決して欠かさないことだ。
間違っても、安静と称して水も摂らずに寝たきりにならないこと。
[2]症状が出たらすぐ、十分量の水を摂取
強毒性ウイルスであるコロナとはいえ、感染初期は身体の違和感といった軽いものである。
この時にどれだけ多くの水を摂って、健常化した免疫系でウイルスを抑え込めるかがカギだと思われる。
[3]️2~3時間おきに水を摂取し続ける
水はスポーツドリンクが良く、量も普段より多目とする。
これは、恒常性(ホメオスタシス)を維持するための水分と、ウイルスを殺すために使用される水分が“同会計”なのか“別会計”なのかがわからないためであり、多い方に合わせる。
何よりも水不足でウイルスが増長するリスクを抑えたいので、結果、軟便になっても良い。
また余力があるなら、次の水摂取までの間は寝ていないで部屋の中をグルグル歩くなど、軽い運動をした方が良い。
寝ているより、免疫系が活発に働くためである。
[4]️夜中も水分を摂り続ける
自分が一番怖いと思うのが、夜間の就寝中である。
寝ているので水分補給が困難で、脱水しやすいからだ。
コロナで突然“急変”して死亡する自宅療養者のニュースが後を絶たないが、その原因として、“血栓”ができることでの突然死が指摘されている。
もしそうであるならば、血栓ができやすいのは身体が脱水状態になった時だと考えられ、自宅療養中の変死はそうなりやすい「就寝中」に起きているのでは……と推測する次第だ。
寝ている時の水分補給は困難だが、一つ試して上手くいったものがある。
それは、「水分をたっぷり摂って寝る」こと。
そうすると、ものの2~3時間後に嫌でも目が覚めてトイレに行くことになるので、そこでまた水分をたっぷり摂って寝る……そして2~3時間後に嫌でも目が覚めてトイレに……の繰り返しとなる。
これだと安眠できないではないかという話だが、ここばかりはコロナに寝首を掻かれぬよう、「水」の方を優先するというトレードオフを考えねばならない局面だ。
【ガンビット】

さて、上記の行動指針が一目で分かるよう、表に作り直した。
これを「ガンビット」として、手元に置いておくつもりだ。
ガンビットとは、チェスの用語で緒戦に用いる“定跡”のことである。
上記のコロナ対策も、発症すぐの“緒戦”で実行しないと効果が出ない(※ウイルスの増殖に負ける)と考えているので、そう名付けた。
だから、少しでも身体の違和感を感じたら、「コロナに感染したと推定」して、「その瞬間から対策を実行」すべきだ。
翌日以降のPCR検査の結果を待っていると、その間にウイルスの大増殖を許し、そこから行動に移しても、手遅れとなる可能性が高い。
結局のところ、自分達の身は自分達で守るしかない。
特に今冬、「第6波」が来て自宅療養が当たり前となった場合は、自らの手で、かつ身の回りの物で自らの身を守るしか方法がない、政府や分科会は何も教えてくれない。
今回のガンビットは、我が家で適用するもので、もちろん熟慮はしているが、エビデンスまでは、ない。
なのでこれを試す場合は、自己責任でお願いしたい。(※上記ガンビット画像は自由にお持ちください)
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【NHKニュース️】

【毎日新聞️】

【FNNニュース️】

【えごん️】
[一言]飲酒はそれだけで免疫力を下げる。
【NHKニュース️】


あと、たけしが講談社を襲撃した後、一時的に被り物が代役で出ていたのも覚えている。

【えのげ】

【京都新聞】
[一言]出町柳から上が賀茂川と違うんか? 元・大阪人としてはそう思うが。
【Y速報】



【ゲーハー黙示録】


息子(4歳0ヶ月)もプログラミングが必修になるのなら、ここくらいまで習得できたらと思う。