【謹️賀新年】

明けましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルスで終始した1年でしたが、今年こそはその大災厄を終わりにしたいものです。
【大晦日に1,300人超え】

そんな年明け挨拶はそこそこに、取り上げるべきはやはり、昨日の1,337人の東京都内の新型コロナウイルス感染者数だろう。
12月に政府が掲げた「勝負の3週間」に敗れ果て、もう感染拡大を止める術はなくなった。
この状況に政府も自治体も分科会も、緊急事態宣言を出すかどうか、もっと規制をかけるか否かという話に終始しているだけで、もはや万策尽きた感すら見受けられる。
【感染予防策の脇に放置された“大切な対策”】

さて、この期に及んでも、政府や分科会、自治体は密を避けよとか、マスクの付け方がどうとか、もう皆が分かりきったような「感染対策」ばかり連呼するが、一方で“もう一つの対策”についてはほとんど何も語ってこなかった。
それは、「感染する事を想定した免疫対策」である。
もし新型コロナウイルスに感染した場合、症状を抑える、なるべく重症化をさせない……そのための方策の事である。
コロナに感染しないための予防策は引き続き大切だが、それでも不運にも感染した場合のフォローが全くないというのは異常事態だ。
これは政府や分科会など諮問機関の「あまりに愚かな見落とし」であると、自分は強く思っている。
【予防の限界】

昨日の感染した1,337人の東京都民も、そのほとんどはマスク、手洗い、うがいを徹底し、感染しない事を心がけていたはずだ。
しかし、それでも感染した。
家族が感染した、職場の会議室が狭かった、電車やコンビニのエアロゾルを吸った、スマホまでは消毒していなかった……理由は分からないが、一般人レベルでキチンと社会生活を送る上では、100%感染を防ぐというのは、ほぼ不可能に見える。
しっかりマスクして、うがい・手洗いして、感染して、重症化して、死ぬ。
そんな理不尽な話があるか。
だから予防なんてやめてしまえ……という話でない。(※そんな迷惑集団が都内に出没しているようだが)
なぜ政府や諮問機関は、予防策と共に、「その予防行為という“盾”が破られた時の事」を考えないのか、叫ばないのか。
これが昨年2月から、ずっと不満に思ってきた事なのである。
【免疫向上策に️シフトせよ】

当サイトでは既に、コロナが日本で大して拡散していなかった昨年2月から感染急拡大を見越して「感染を前提とした対策」を訴えてきた。
具体的には、新型コロナウイルスに感染しても、重症化しないための「免疫力向上」の方策である。
問題提起として……
●持病のない人がどのようにして免疫力を上げるのか
●持病のある人がどのようにして免疫力を上げるのか
●高齢者がどのようにして免疫力を上げるのか
具体的方策として……
●高齢者は低栄養による免疫低下を防ぐため、◯kcal摂りましょう、タンパク質として◯を食べましょう
●1日8時間は寝ましょう、それにより、◯程度の免疫UPになります
●もし感染したら、症状が出て苦しくても、吐いても下痢しても、めげずに水分を摂り続けましょう(※これは自分が京大卒の医師から教わったインフルエンザ対策)
上記が的確かどうかは分からないが、こういった類の免疫対策を国民にアナウンスする方がはるかに得策だと思う。
もし感染しても、免疫対策ができていたら重症化する人数を抑えられ、それでも重症化した“本当に人工呼吸器やECMOが必要な人”に適切な医療が施せるからだ。
当然、犠牲者自体も減らすこともできる。
【なぜ、語られない?】

自分は科学者でもないし、そもそも理系ですらない。
だが、かつての病院職員時代に、骨皮のように痩せた独居老人の入院患者や、自分が手を替え品を替えて食事介助してもあまり食べずに、快癒はおろか廃用症候群に陥る患者など、「低栄養の高齢者」を何人も見てきた。
この低栄養問題は、入院患者に限らず、多くの高齢者に蔓延しているのに、どういうワケか、あまり話題にならない。
当然、低栄養は免疫力を大幅に低下させるので、新型コロナウイルスに襲われたら重症化する率も、死亡するリスクも激増するのに、このコロナ禍の中でも、話題にならない。
政治家や分科会のお偉い方は、なぜ語らないのか、本当は偉くないのか、ミッドウェー以降の無為無策の軍令部と同等なのか。
【我が家で新たに導入したもの️】

さて、ちょっと話が変わるが、最近発売された乳酸菌飲料「イミューズ」が免疫向上に特化した商品という事で、試してみようと先月から購入し始めた。
家族全員に行き渡るよう、大量買いだ。
既にヨーグルト飲料や乳酸菌飲料は導入済なのだが、体内に入る善玉菌の種類が増えても相殺するなど問題が起きないため実験的に導入、さらなる免疫向上につながればと期待している。
ただ何にせよ、こんな事は「普段の食事・睡眠など基本的な免疫対策」(※後述する)をした上でやるべきである。
巷で起こりがちな“健康食品の一点買い”、一部の健康オタクのような“サプリに全力注入”みたいなのは、それらがハズレ商品だった場合の“保険”が全くないため危険で、避けるべきだ。
【我が家で4~5年前から実施している免疫対策️】

昨年2月、新型コロナウイルスが日本国内で大流行するかどうかも分からない初期の頃、「感染を前提とした対策」として、我が家で4~5年前から実施している免疫対策を紹介した。
詳細は上記リンクから確認していただきたいが、簡単にまとめると……
●乳酸菌を摂る
●食物繊維を摂る
●免疫力UPで知られた食物を摂る
●良質なタンパク質を摂る
●水分をコンスタントに摂る
●てんさい糖を摂る
●十分な睡眠時間を摂る
●アマニ油やシソ油などオメガ3系の油を摂る (※油は上記リンクの記事では抜けていました)
これら対策を何年もやっているうちに、20年前の20代、気まま野放図に生きていた時代より風邪やインフルエンザの症状が軽くなり、治りも早くなった。
完全に我流とはいえ、得体の知れないサプリに手を出す代わりに、基本的な事を積み重ねた結果だと確信している。
【政府は️免疫対策を叫べ!】

結局のところ、本当の不幸は、政府の薄っぺらさにあるのだ。
政府の面々は「病床の確保に努めるように指示を出している」「年末年始は人混みを避けるように」「カウントダウンは控えて」……これらは当然アナウンスし続けないといけないものだが、一方でとりあえず言っておけば責任は回避できるものでもあるから、通りいっぺんのアナウンスはする。
そして、その後は人が変わったように、大人数での懇親会やら党の会合やら政治資金パーティーやらは、こんな状況下でも意地になってでも実行するワケだ。
それが己れの得票につながるから、党の利益につながるからというのが、見え透いている。
本当に国民にとって大切なアナウンスは何かを考え、「感染予防という盾が破られた後の対策」についても叫べと言いたいが、上記を見るにつけ、到底頼めそうもない相手であることが分かってきた。


【NHKニュース️】

【TBSニュース️】

【テレ朝news️】