法瓶の有効活用】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

仕事で使っていた1リットル魔法瓶が古くなって、飲み物の出が悪くなってしまい、“断捨離”しようとしたものの、何かに使えないかと思案した結果、あるモノに使えるのでは!? と思いついた。

それは「温泉玉子」である。
とはいえ、魔法瓶でどうやって温泉玉子を作るというのだろうか?

Mサイズの卵を使用】
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まず、1リットル魔法瓶の口を通過できる卵を探すと、「Mサイズの卵」まで使える事が判明。

Mサイズの卵だが、“4個”を使用する。

ず、水を少し入れる】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

さて、卵を入れる前だが、まず「水 100cc」を魔法瓶に注ぎ込む。
これは湯温を調整するためだ。

そして卵を魔法瓶に4つ入れるのだが、真上から入れると当然ながら100%の確率で割れてしまうので、魔法瓶を水平近くまで傾けて、1個1個、慎重に滑り込ませていく。

をそそぐ】
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いよいよ、お湯を注ぐ!
お湯は、ヤカンで沸騰させた熱湯で構わない。

倒しに!】
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お湯を入れて、魔法瓶のフタをキチンと閉めると、魔法瓶を何と「真横」に倒す!
これについては、後で説明する。

なお、倒した魔法瓶をクルッと転がすように1回転させ、お湯と中の卵のバランスを均等に整える。

25分、待つ】
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タイマーで「25分」測って、しばし待つ。

を捨てる】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

25分後、魔法瓶のフタを開けて、卵が魔法瓶から飛び出さない程度に、お湯を8割ほど捨てる。
そして、中に卵を“残したまま”、水道水を入れて満タンにして、再び中の水を全て捨て、卵を取り出す。

この「水道水を入れる作業」ナシで卵を取り出そうとすると、“100%の確率でヤケドする”ので、要注意だ。

来上がり】
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温泉玉子が完成!
……といっても、割っていないので見た目はただの卵だが。

泉玉子、成功!】
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そこで意を決して割ってみると、見事に温泉玉子が出てきた。
上手くいった!

こうして、魔法瓶で一気に4個の温泉玉子を作る事に成功したのである。

敗の数々、長い道のり】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

……なんて書くと、あたかもソツなく成功したかのように見えてしまうのだが、それは誤解というものだ。

実は、魔法瓶で温泉玉子を作る事を思いついてから、ここに至るまでに1ヶ月を要した。
その間は、ただただ失敗の繰り返し。

それでは、失敗を紹介する事で、今回の成功のメカニズムを説明したい。

最初は卵を6個使用しての温泉玉子作りだった。
魔法瓶なら同じ温度を長く保ち続けるという推論から、温泉玉子作りは難なく成功すると予感していたのだが……。

水を混ぜての湯温調整は早くに気づいたが、それでも出来上がった玉子は悲惨なモノだった。
うち2個は“上手くできた”が、他の2個は茹で玉子かという“カチカチ”で、最後の2個は生玉子かというほど“固まっていない”ありさま。

温度変化の少ない魔法瓶でなぜこんな事態が起きるのか、それはミステリーだった。
思い悩んだ挙句、魔法瓶を縦に置いていると、中の湯が上が「ヌルい層」、下が「暑い層」と温度差ができるのではないかという第2の推論に至った。
つまり、ヌルい層にいた卵は生玉子みたいになり、熱い層にいた卵は茹で卵みたいになってしまったという事。

そこで魔法瓶を横に倒して、湯の深さが深くならないようにして、再チャレンジ。
しかし、それでも先述のような失敗玉子しかできなかった。

一体何がダメなのか、これまでの推論が間違っているのだろうか……と、本当に悩んだ。

悩んだ挙句、横倒し魔法瓶の浅い水深でも湯温に温度差が出るため、結局またしても、下にいる卵はカチカチになったり、上にいる卵はヌルい湯や空気層によって煮え切らないのではないか? という考えに至った。

そこで、卵が上に行ったり下に行ったりしないように6個から「4個」に減らし、横倒し魔法瓶の湯の下層に「一列で並ぶ」ように調整。
これなら、上層の湯がヌルくても、下層の湯を適温にできれば、ほぼ均等に卵を温められるハズ……という第3の推論に至る。

れで解決した】
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この第3の推論は、どうやら当たっていたようだ。
4個とも、同じ固さの温泉玉子となり、ようやく成功したのである。

後に、ご注意!】
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さて、最後にこの温泉玉子作りで注意すべきは、2点ある。

1つは、「使用する卵のサイズを毎回必ず同じにする」という事。
温泉玉子は、ちょっとした卵の容積や湯の量の違いで湯温が大きく変わってしまい、簡単に失敗する。
条件は極力、同じにしたい。

そしてもう1つは、「冷蔵庫で冷やした卵を使用する」という事。
温泉玉子は少しの温度差で成否が決まるというのは先述の通りだが、当然ながら、常温の卵を入れた時と冷蔵庫で冷えた卵を入れた場合で、湯温は変化して、固さが毎度安定しないためだ。
また、常温卵をオススメしない理由は、夏場の29℃と冬場の16℃では卵の温度は大きく異なり、湯温に大きな影響を与えてしまうためだ。
冷蔵庫卵なら、庫内の設定温度を決めておけば、夏でも冬でも一定温度に保て、デリケートな温泉玉子作りに十分対応できるだろう。

というワケで、もしご家庭に使っていない1リットル魔法瓶が埋もれているなら、この2点に注意した上で、温泉玉子作りをしてみるといいかも知れない。

なお、当ブログ記事では「冷蔵庫の卵」「Mサイズの卵」「25分の待ち時間」を設定しているが、あくまで“目安”なので、多少の微調整が必要になるかも知れない。



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