洲の運河】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

午前中から必死に自転車で遠出し、東京湾の京浜運河(鮫洲)まで来た。
北上すると品川シーサイドや天王洲アイルが、南下すると大井競馬場があるエリアだ。

河岸両サイドは“花街道”が整備されて季節の花が咲き誇り、運河のほとりには屋形船がたくさん係船されている風情ある場所である。

に降りる】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

そんな風情に逆らうかのごとく、自分はネズミ色の河川敷に降りていき、さらに水辺まで突き進んでいく。

だらけの河川敷】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

とはいえ、そこはただの砂地なんかではなく、ゴツゴツした岩石地帯。
それもパリパリに乾いたフジツボやら、カメノテやらイガイダマシ(※北米外来種)やらでビッシリ埋め尽くされ、それらを踏みながら進むと、音に驚いたフナムシがシュピピーッと石の中へ逃げ散っていく。

険地帯】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

ホント、剣先のような貝が敷き詰められた文字通りの“剣山”なので、もしコケたらかすり傷なんかでは済まない。
両腕をバタバタさせながら、慎重に進んでいく。

……で、何やっているのかと言えば、「生き物探し」である。
こんな都心の運河には、どんな生き物がいるんだろうと思ったから、ここに踏み入ったというワケ。

き物はというと……】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

しかし、歩けど歩けど、いるのはフナムシと無数の貝ばかりで、カニすら歩いていない!
何とも拍子抜けで、ガッカリだ。

フト、足元にキラキラ光る何かを見つけた。
七色の貝殻だ。

これは「アワビ」だろうか、「トコブシ」だろうか?
いち、に、さん……貝殻の穴の数が9個もあるので、アワビである!(※トコブシは6個以下)

こんな汚い運河にアワビが棲むハズもないので、誰かが食べたアワビの殻をここに不法投棄したに違いない。
また脇には「サザエ」の食べ殻なんかも転がっている始末。
まったく、無数の貝の中に貝殻を捨てるとは、ずいぶん手の込んだ事で!

やっぱり東京湾の運河なんかには、ロクな生き物がいないのだろうか。
悲しい運河、夢のない運河……。

し下流へ】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

まあそれでも、そんな悲観的になったらいけない、G.Wだし……と思い直し、橋の反対側の河川敷にも行ってみる事に。
東京モノレールなんかも走っている海方面のエリアだ。

野を広げて】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

そういえば、自分は河川敷ばかり見ていて、ちゃんと運河の水中まで見ていなかったと反省し、そこからは水辺沿いに歩き、水中を眺めていく。

あ、あんな所にクラゲの死骸が……。

発見!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

よく見たら、小魚も結構いる。
運河なので、居るのは海の魚で、あれはイソギンポだろうか、ハゼのように水底を這うように滑って泳いでいる。

さかの捕獲!?】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。 クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

さらに水底を眺めていると、石と石の間をササーッと動く何かがいる。

「カニ」だ!
さっきは河川敷ばかり見ていたから気づかなかったが、こんな運河にもちゃんと生き物はたくさんいるんだね……と感心。

特にカニは色んな種類や大きさのがいて、甲長は“親指サイズ”のものから“子供の手のひらサイズ”のものまでいた。
そして、あのカニを捕まえたいと思った。

……で、やってみると難しい。
カニは岩陰や石の下に驚くほどたくさんいるのだが、何せ素早くて、自分が手を水面に持っていくだけで、ピピーッと逃げ隠れしてしまう。

石の近くのカニは、とても捕まえられない。
ならば、石から離れたカニなら何とかなるんではないか……と思って探してみると、いた、赤茶色のカニが。

ソーっと手を水面に入れ、サッとカニを掴んだら、驚くほどに上手く捕まえられた!

ついにカニをゲット! と思ったら、手の中のカニはピクリとも動かないではないか。
「何やコレ、死んどるやんけ! だからこんなに赤っぽいんか」とまた悲観的になる。

こんなの捕まえたんじゃない、死骸を拾っただけではないか、嬉しくも何ともない。
自分が欲しいのは、生きているカニだ!
水中を動き回っているのを、根性で捕まえたいのである。

あと、そもそも何でこんな所でカニ獲りに必死になっているのかと言えば、それは“自分が急にカニを捕まえたくなったから”という小学生並みの動機である。

戦変更】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

……とはいえ、生きているカニは石から離れていても素早くて、素手では捕まえられそうにない。
ただ、釣り竿や網もない中では、素手でやるしかないので、作戦を練り直すしかない。

そうして思いついたのは、逃げ込んだ石をひっくり返して半ば強引に捕まえるというもの!

ちょうど、黒くて活きの良いカニが手のひら大の石の下にいる。
自分は手を突っ込んで石をひっくり返し、その水中砂煙の中にもう一方の手を入れて、固く触れるモノをサッと掴んだ!

モノはモゾモゾ動いた。
明らかに、カニだった。

ハサミで挟まれたって構わないから……と手づかみでカニを捕らえ、挟まれてはいけないので手の中でカニをコロコロ転がしながらコンクリートの岸壁まで駆け上がる。

いに……】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

カニを手に入れた!

ニ撮影会】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

しばし、カニの撮影会。
コロンとした丸っこい形のカニは、なかなか可愛らしかった。

そういえば、自分は生まれてこのかた、カニを素手で捕まえた事がなかったのである。
小学生時代、どうしてもサワガニが捕まえられず、自分はザリガニは捕まえられても、カニは無理だ、自分にはカニの才能がないと諦めてしまっていたから、そうなったのである。

やはり人間、「諦めたらいけない、為せば成る」なのだ……カニ程度なら。

後の“不覚”!】
クリックで拡大(撮影:中野龍三)。

とにかく、楽しかった。
2時間近くも河川敷にいたのは久しぶりだったが、あっという間の事だった。

その後、自分はカニを逃がして自転車に乗り、品川シーサイドのイオンで運河水の汚れを洗い流し、株主カードを提示しながら153円の種類別・牛乳を買って帰った。

……と、一つ話し忘れていた事が!

自分がカニを捕まえた直後、水中で動く“大きな影”を見たのだ。
何だ何だ、巨大生物か!?

と、その影はいきなり浮上してきて、ペロンとめくれて、華麗にターンを決めてなおも水面を楽しそうに泳いでいたのである。

「エイ」だった!

自分は慌てて左手でカニを引っかけながらカメラを構えたが、時すでに遅し、エイは水中に潜っていき、水面には灰色の影を残すにとどまってしまったのである。

撮りたかった……エイ。



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