【日本橋・兜町】
会社の昼休みを利用し、3日に分けて東京の「兜町」を散策。
数十社の株主なので、単なる興味本位で来た。
兜町は日本橋のすぐ東に位置し、「東京証券取引所」が鎮座する一帯で、まあ日本のウォール街のような証券街だ。
よく投資情報を紹介するニュースで、「兜町で飛びかっている噂では、あの銘柄が…」みたいな比喩的用法が今でも使われるが、これは昔、証券が電子化される前は“本当に証券マンが兜町を飛び回って”いて、文字通り、日本の金融経済を象徴する街だったという。
【聞いた事ない証券会社が生き残るワケ】
要塞のように高く堅牢な東京証券取引所の脇を、機関投資家だろうか、外国人証券マンが颯爽と風を切って歩いていく。
また反対側の路地には、顧客の注文に何か具申するディーラーらしき男もいた。
また、東証の周辺の路地には、聞いた事のない証券会社でひしめいているのだが、古く立派な建物が「ポッと出の新参会社じゃないよ」と見せつけてくるようだ。
それにしても、今や無数に新しい会社が生まれ、証券業界はあながち戦国時代の様相を呈しているのに、こういう旧態依然としてそうな古い証券会社が新興証券会社に取って喰われずに残っているのは、どういう理由からか?
それは、“客層”が違うのだ。
こういった古い証券会社は「個人の富裕層に対面販売」するのがメインで、例えば、新興国通貨建ての外国債などといった独自目線で選んだ投資商品を、大口の個人に優先的に販売するという商売をしているのだ。
マンション販売の世界でも、一般層には提供されない“上客向けの物件”みたいなのがあるが、そういうもののようだ。
なので、SBIやマネックス、楽天など“一般層向けのネット証券会社”が何十社台頭しようとも、そもそも業態が違うので潰れない…という事になる。(※ほかにも投資銀行として海外投資も行っている)
【2位じゃダメですか?】
山二証券なんてのもあるのか!
もちろん“一”は誰もが知る四大証券会社の一角だったが、バブル崩壊で抱えた含み損を“飛ばし”で簿外債務化して粉飾決算、やりたい放題やって処理しきれないほどの債務となったのがバレると「社員は悪くありませんから!」と泣きながら自主廃棄していった。
…というワケで、2位が生き残った稀有な例。
【相場の神様】
さすがは兜町!
“証券界の守り神”こと、株価上昇を祈る神社まで…。
そもそも、投資を“当てずっぽうや神頼み”でやること自体、ダメだと思う。
それに、元々上がっている保有株を“さらに上げろ”と要求するのもどうかと思う。
そんな理由でスルーしようと思ったのだが、でもまあ他所にこんな激レア神社はないのだから、一応祈ってみたくもなるわ。
…とはいえ、あれもこれもと言うのは節操がない。
したがって、「商社2社・建設会社3社・自動車メーカー1社の株価を上げていただき、ありがとうございました、ここからさらに1.5倍になりますように」…と祈る。
【対照的!】
なお兜町は、要塞のような東証や、歴史的建造物のような各証券会社とともに、実に庶民的な飲食店が立ち並び、その落差が面白い。
証券電子化やネット取引がなかった時代は、多くの証券マン、個人投資家、ヤクザまがいの仕手集団などがここで腹を満たし、情報交換していたのだろう。
東京・神田は蕎麦屋が多かったが、こちらでは…。
【ゲン担ぎ】
定食屋、それも「トンカツ」など“カツ”を扱うメニューが多い!
言わずもがな、相場に“勝つ”をもじったゲン担ぎだと思われる。
また、アベノミクス以降は「うなぎ」も人気になったようで、それは相場が“うなぎ上り”に上がっていくことに掛けているのだとか。
そろそろお腹がすいたので、古めかしい洋食屋「キッチン・エム」でお昼を。
トンカツ定食にしようか、カツカレーにしようか…。
【カツのお味は…】
680円の「牛肉メンチカツ定食」を注文、出来上がるまでの間に店内を見渡したり、会話に耳をそばだててみる。
昭和な食堂の雰囲気のなか、客はサラリーマンがほとんどだが、時折聞こえる海外情勢の話や、何の定食なら早く作れるかという焦り声などから、やはり証券マンも多く来ているのだろうか。
定食が出来上がる。
プレートにはデカい牛肉メンチが2つも乗って、噛むとゴロッとした牛肉の食感、ここまで美味いと冷めた自分もゲンを担ぎたくもなるわ。
…とはいえ、あれもこれもと言うのは節操がない。
したがって、「メガバンク3社・準メガバンク1社・巨大地銀1社の株価を上げていただき、ありがとうございました、ここからさらに2倍になりますように」…と祈る。
【変わりゆく兜町】
兜町はいい味を出しつつも、現在進行形で変化しつつある。
証券のネット化が決まった時、その運命が決定づけられたのだろう、東証裏の喫茶店は50年以上続いた幕を、先日下ろしたようだ。
そして実は、牛肉メンチをいただいた「キッチン・エム」も、この取材日がちょうど「閉店日」だったのだ…!
行列待ちしている間、やたらはしゃいでいるサラリーマンやOLがいて、客層大丈夫かと思っていたが、そういう事情だったのだ。
ああそれにしても、あの巨大牛肉メンチが結局“1回”しか食べられなかったのが、返す返すも残念である…。
小説 兜町(しま) Kindle版
本日の鳩山由紀夫 元首相 [一言]“宇宙人”に地球の政治は難しい。
日産自動車、21車種6万台の登録停止 資格ない従業員が検査
選別される民進党 小池氏「全員受け入れさらさらない」
まあ、自分の一番は「東寺餅」だがね、あの柔らかい求肥の食感はもはや幻だ。
あれは保存が効かないから、ジェネリックこときにコピーなぞ無理だろう!
Twitterの「バルス」祭りの盛り上がり、リアルタイムで計測するサイト登場
休憩時間にガム噛んでる新人を部長が叱って頭叩いた結果
いよいよ日本においても「ESG投資」が始まり、海外の投資家達はコンプライアンスやCSRを守らない日本の会社からは、次々と資金を引き上げる事になるからだ。
社員を無理矢理働かせず、CO2排出を抑えて環境に気を遣って、ダイバーシティを意識した人事を行い、LGBTを尊重する会社でないと株価を保つ事が出来ない未来が、すぐ目の前まで来ている。
自由にやりたければ、非上場にするしかない。
ヨッシーが舌を出す理由は、マリオが頭を叩いていたからだと明かされる [一言]「マリオがヨッシーの頭を叩くことで、ヨッシーはびっくりして舌を出すという設定」とか、子どもには教えられんわ…。
これが世界最速のeスポーツだ! REALFORCE主催のタイピング日本一決定戦がすごかった
そういえば、食虫愛好家サイトと言えば、昔から「ざざむし。」さんが有名だが、いま見たら、既にカメムシもやられていた!
▼パクチー系代表・クサギカメムシをいろいろ食べ比べてみる(ざざむし。)
会社の昼休みを利用し、3日に分けて東京の「兜町」を散策。
数十社の株主なので、単なる興味本位で来た。
兜町は日本橋のすぐ東に位置し、「東京証券取引所」が鎮座する一帯で、まあ日本のウォール街のような証券街だ。
よく投資情報を紹介するニュースで、「兜町で飛びかっている噂では、あの銘柄が…」みたいな比喩的用法が今でも使われるが、これは昔、証券が電子化される前は“本当に証券マンが兜町を飛び回って”いて、文字通り、日本の金融経済を象徴する街だったという。
【聞いた事ない証券会社が生き残るワケ】
要塞のように高く堅牢な東京証券取引所の脇を、機関投資家だろうか、外国人証券マンが颯爽と風を切って歩いていく。
また反対側の路地には、顧客の注文に何か具申するディーラーらしき男もいた。
また、東証の周辺の路地には、聞いた事のない証券会社でひしめいているのだが、古く立派な建物が「ポッと出の新参会社じゃないよ」と見せつけてくるようだ。
それにしても、今や無数に新しい会社が生まれ、証券業界はあながち戦国時代の様相を呈しているのに、こういう旧態依然としてそうな古い証券会社が新興証券会社に取って喰われずに残っているのは、どういう理由からか?
それは、“客層”が違うのだ。
こういった古い証券会社は「個人の富裕層に対面販売」するのがメインで、例えば、新興国通貨建ての外国債などといった独自目線で選んだ投資商品を、大口の個人に優先的に販売するという商売をしているのだ。
マンション販売の世界でも、一般層には提供されない“上客向けの物件”みたいなのがあるが、そういうもののようだ。
なので、SBIやマネックス、楽天など“一般層向けのネット証券会社”が何十社台頭しようとも、そもそも業態が違うので潰れない…という事になる。(※ほかにも投資銀行として海外投資も行っている)
【2位じゃダメですか?】
山二証券なんてのもあるのか!
もちろん“一”は誰もが知る四大証券会社の一角だったが、バブル崩壊で抱えた含み損を“飛ばし”で簿外債務化して粉飾決算、やりたい放題やって処理しきれないほどの債務となったのがバレると「社員は悪くありませんから!」と泣きながら自主廃棄していった。
…というワケで、2位が生き残った稀有な例。
【相場の神様】
さすがは兜町!
“証券界の守り神”こと、株価上昇を祈る神社まで…。
そもそも、投資を“当てずっぽうや神頼み”でやること自体、ダメだと思う。
それに、元々上がっている保有株を“さらに上げろ”と要求するのもどうかと思う。
そんな理由でスルーしようと思ったのだが、でもまあ他所にこんな激レア神社はないのだから、一応祈ってみたくもなるわ。
…とはいえ、あれもこれもと言うのは節操がない。
したがって、「商社2社・建設会社3社・自動車メーカー1社の株価を上げていただき、ありがとうございました、ここからさらに1.5倍になりますように」…と祈る。
【対照的!】
なお兜町は、要塞のような東証や、歴史的建造物のような各証券会社とともに、実に庶民的な飲食店が立ち並び、その落差が面白い。
証券電子化やネット取引がなかった時代は、多くの証券マン、個人投資家、ヤクザまがいの仕手集団などがここで腹を満たし、情報交換していたのだろう。
東京・神田は蕎麦屋が多かったが、こちらでは…。
【ゲン担ぎ】
定食屋、それも「トンカツ」など“カツ”を扱うメニューが多い!
言わずもがな、相場に“勝つ”をもじったゲン担ぎだと思われる。
また、アベノミクス以降は「うなぎ」も人気になったようで、それは相場が“うなぎ上り”に上がっていくことに掛けているのだとか。
そろそろお腹がすいたので、古めかしい洋食屋「キッチン・エム」でお昼を。
トンカツ定食にしようか、カツカレーにしようか…。
【カツのお味は…】
680円の「牛肉メンチカツ定食」を注文、出来上がるまでの間に店内を見渡したり、会話に耳をそばだててみる。
昭和な食堂の雰囲気のなか、客はサラリーマンがほとんどだが、時折聞こえる海外情勢の話や、何の定食なら早く作れるかという焦り声などから、やはり証券マンも多く来ているのだろうか。
定食が出来上がる。
プレートにはデカい牛肉メンチが2つも乗って、噛むとゴロッとした牛肉の食感、ここまで美味いと冷めた自分もゲンを担ぎたくもなるわ。
…とはいえ、あれもこれもと言うのは節操がない。
したがって、「メガバンク3社・準メガバンク1社・巨大地銀1社の株価を上げていただき、ありがとうございました、ここからさらに2倍になりますように」…と祈る。
【変わりゆく兜町】
兜町はいい味を出しつつも、現在進行形で変化しつつある。
証券のネット化が決まった時、その運命が決定づけられたのだろう、東証裏の喫茶店は50年以上続いた幕を、先日下ろしたようだ。
そして実は、牛肉メンチをいただいた「キッチン・エム」も、この取材日がちょうど「閉店日」だったのだ…!
行列待ちしている間、やたらはしゃいでいるサラリーマンやOLがいて、客層大丈夫かと思っていたが、そういう事情だったのだ。
ああそれにしても、あの巨大牛肉メンチが結局“1回”しか食べられなかったのが、返す返すも残念である…。
小説 兜町(しま) Kindle版
本日の鳩山由紀夫 元首相 [一言]“宇宙人”に地球の政治は難しい。
日産自動車、21車種6万台の登録停止 資格ない従業員が検査
【TBSニュース】
[一言]何てことだ、さっき兜神社で祈ったばかりなのに…。選別される民進党 小池氏「全員受け入れさらさらない」
【TBSニュース】
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【ラジオライフ】
[一言]ついに阿闍梨餅まで…。まあ、自分の一番は「東寺餅」だがね、あの柔らかい求肥の食感はもはや幻だ。
あれは保存が効かないから、ジェネリックこときにコピーなぞ無理だろう!
Twitterの「バルス」祭りの盛り上がり、リアルタイムで計測するサイト登場
【ねとらぼ】
東大発表! 39億5000万年前の地球上に原始的な生命体が存在していた? 最古の痕跡を発見
【タコタ屋タコタ】
日本人って歳取るにつれてつまんない人間になっていくよな
【カナ速】
[一言]つまらない程度ならいいが、偏屈になっていく人間が一番厄介。休憩時間にガム噛んでる新人を部長が叱って頭叩いた結果
【ニコラシカ】
神奈川の女子高生のスカートが…
【情報屋さん。】
鏡は左右を反転するが、なぜ上下を反転しないのか?
もう俺ぐらいしか覚えてないだろうなってお笑い芸人
フジテレビ番組の“保毛尾田保毛男”にLGBT団体が抗議 「差別や偏見を助長する」
【痛いニュース】
[一言]フジ・メディアHDも株式上場しているから、もうこの手の番組は作れなくなるだろう。いよいよ日本においても「ESG投資」が始まり、海外の投資家達はコンプライアンスやCSRを守らない日本の会社からは、次々と資金を引き上げる事になるからだ。
社員を無理矢理働かせず、CO2排出を抑えて環境に気を遣って、ダイバーシティを意識した人事を行い、LGBTを尊重する会社でないと株価を保つ事が出来ない未来が、すぐ目の前まで来ている。
自由にやりたければ、非上場にするしかない。
ヨッシーが舌を出す理由は、マリオが頭を叩いていたからだと明かされる [一言]「マリオがヨッシーの頭を叩くことで、ヨッシーはびっくりして舌を出すという設定」とか、子どもには教えられんわ…。
これが世界最速のeスポーツだ! REALFORCE主催のタイピング日本一決定戦がすごかった
【ファミ通】
「1996年生まれ」がゲームの進化を一番味わってる説
キャンプに任天堂スイッチを持っていった結果
【げえほー!】
ゲーム業界は今こそ「終わったシリーズ」を復活させるべきなんだよ
未知の世界! 記者が和歌山でカメムシを食べた
【朝日新聞】
[一言]よくやるわ…。そういえば、食虫愛好家サイトと言えば、昔から「ざざむし。」さんが有名だが、いま見たら、既にカメムシもやられていた!
▼パクチー系代表・クサギカメムシをいろいろ食べ比べてみる(ざざむし。)