リザリンは嫌だ】
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朝から残り10匹のカエルが水槽から出たがって飛び跳ねている。

呼!】
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もう、“その時期”なのだろう。
10匹とも、自然に還すことにした。

そこで、移動用ケースに入れて点呼をしようとしたら、カエル達が動き回って数が分からない!
仕方ないので、このようにカメラで撮って、再生画像で10匹いるのを確認し、出発!

本庭園に到着!】
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カエル達がオタマだった頃、ここで採取したのである。
まさかこれが、わずか2週間前の出来事とはな…!

タマ採集場所に来てみると…】
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ウチで育てたカエルと同じサイズのカエルが居た、1匹だけ。
そして、オタマの死骸も1つ残っていた。

自分が連れて帰らなかったオタマがここには100匹ほどいたが、カエルを見たのはこの1匹だけだった。
これが自然界なのだ…。

て、どこに逃がしたものか】
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オタマ採集場所に逃がしてもいいが、水の流れが強くて、気に入らない。
日本庭園の池は大きいので、もっといい場所があるはず。

橋の近くに逃がそうと思ったら、ここはコイが悠々と泳ぎ回り、しかも子供が網を持ってスタンバっているではないか!

網を片手に元気に走り回る子どもは、自分から見たら可愛いが、カエルから見たらシャレになっていない。

コイは雑食で、子ガエルなど一瞬で吸引されてしまうだろう。
先日は、自分と友達が指をチューッと吸われたばかりである!

…まあそれはいいとして、コイと人間は敵なので、全力で回避しないといけない。

想の逃がし場所発見!】
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ここなら、コイが入れない水位だし、子どもだって面白味がない場所なので網を入れないだろう!

よなら】
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最後にペチペチ感を味わいながら、逃がす。
カエル達は、手に乗るとしばらく動き回った後、ピョンと池にダイブ、しばらくは名残惜しげに浮き葉に留まっていたが、やがて水に潜って底の方で見事な“平泳ぎ”を披露して、見えなくなった。

っという間に残り4匹】
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やはり、親ガエルの意向も汲んで、オタマを採った池の上流部分に還すことにした。
ここで卵を産んだのも、何らかの意図あっての事かも知れない。

この4匹もスイスイ泳ぎ去っていった。

局】
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12匹のオタマをここで採取して2週間余り育て、ノーミスで12匹をカエルにして還した事になる。(※うち2匹は、これ以前の5月3日と5月5日に先に逃がしている)
自然界では、ここの現場を見ての通り、恐らく100匹に1匹くらいしかカエルになれない。

天敵に狙われたり、そうでなくとも圧倒的にエサが少ない環境の中で、水の流れに耐えるために泳ぐ事で余計にエネルギーを消費し、結果、多くがエネルギー切れ…つまり“餓死”するからだ。

数の法則】
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残酷ながら、自然界では、カエルになれるオタマの数は、大体決まっているのである。

A群のオタマ100匹のうち2匹がカエルになれたとしても、B群では1匹、C群では全滅して0匹だったりして、地域や国全体で総合して群を見れば、平均値が“100匹のうち1匹”に近づいていくのである。
これを「大数の法則」と言う。

保険業界はこの「大数の法則」がないと、成り立たない。

量発生】
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しかし例外的に、平均値“100匹のうち1匹”が大きく狂う事もある。
それは、全ての群を取り巻く「環境」が大きく変わった時だ。

しかし、平均気温の劇的変化などで、天敵が減ったりエサになる動植物が増えた場合は、あちこちの群で“100匹のうち3匹”とか“100匹のうち5匹”とかがカエルとなり、平均値が“100匹のうち4匹”になる。
これだけでカエルの数は4倍となるワケだから、文字通り「大量発生」である。
まさに自分の育てたオタマの条件は、その最たるものだったワケだ。

とまあ、自然の摂理を身をもって学ぶのは楽しいし、意義ある事だと思う。



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