2012年8月15日の日記です。

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ウーパールーパーの水槽と、冷却ジェル群。
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 先日、日テレ「ZIP!」の看板犬“ジッペイ”が、高熱の車中に放置されたことで悲惨な死を遂げ、世間に衝撃を与えたが、ペットの猛暑対策はとかく頭を悩ますもの。

 イヌネコのみならず、一部の魚類や両生類などの「水生生物」を飼う飼い主にとっては、“夏は悪魔の季節”ともいえる。

 水温が30℃を超えると水中に溶け込む酸素量が激減し、さらに上がると魚や両生類は呼吸困難となって死んでしまうからだ。

 それは、例え“エアーを入れていても”であり、池や川で釣った魚を容器で持ち帰る時に、ブクブクを入れている横で魚が死んでいくのも、上記の理由による。

 結局、水温を下げないと危機は去らないワケで、一番楽なのは「水槽用クーラー」を買うことだが、それ自体が数万円する上、電気代がさらに万単位でかかる。

 また、それがイヤだからといって、水槽のある部屋のクーラーをずっとかけっぱなしともなると、それ以上の電気代となる。

 対して、「水中ファン」は本体価格も電気代も格安だが、2~3℃くらいしか下がらず、猛暑で水温が33℃に上がる場合でも、結局30℃にしかならない。
 …エビなら即死だ。


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100円ショップの「2リットルボトル」。
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 そこで今回は、“100円ショップを使った水槽の水温を低く保つ方法”を。

 まず欲しいのは、「2リットルボトル」と「カルキ抜き」で、いずれも100円ショップで手に入る。

 カルキを抜いた水をボトルに入れ、一晩冷蔵庫で冷やした後に水槽に入れると、これ1本で2~3℃下がる。(※20リットル水槽の場合)


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100円ショップの「冷却ジェル・コンテナ」で
水槽を囲み、バスタオルで覆う。

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 ただこれは、一時的なものなので、スグに水温を下げたい時に利用する。
 つまり、あくまで緊急回避の方法だ。

 そういうことでなく、継続的に水温を低く保つために一番必要なのは、やはり「冷却ジェル・コンテナ」だろう。

 大きなものを14個ほど100円ショップで調達し、うち7個を冷凍庫で一晩凍らせ、水槽の外壁・天井を取り囲むようにして立たせ、さらにバスタオルで水槽を覆ってやる。

 しっかりと覆うのが理想だが、水槽にライトが付いている場合は、ライトを消すか、タオルをそこだけ空けて火災の危険を防ぐといい。

 これをやると、30℃だった水温も、10時間くらいは26℃前後に保たれるので、猛暑の日中、出勤で家を空ける際も助かる。

 帰宅して、まだ水温が高いな…と思った場合は、すでに凍らせてある残りの7個の「冷却ジェル」と交換すればいい。

 これなら電気代もかからなければ、装置を買う必要もない。
 今どきの節電対策としてはバッチリである。

 なお「冷却ジェル」は、ダイソーのがいい。
 背が高く、スリムで重ねやすいので、冷凍時にかさばらない。


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 もっとも、40℃近くとか、異常なまでに部屋が暑くなる家の場合は、これでも厳しいかもしれないが、たいていの家庭なら、この方法でいけるかと思う。

 また、水槽への直射日光は「壁」を作って完全に防ぐことは、大前提だ。
 なおこれは“20リットルの中型水槽向け”のものなので、それより大きい場合は、この方法の“程度を上げる”こと。

 夏場にいつもエビが死ぬ人や、水中ファンだけで水温が下がりきらなくて困っている方は、どうぞ。