※2012年6月11日の日記です。
ウチで飼っているウーパールーパー「ウパ丸」です。
最近、足の付け根のふくらみから、オスと判明しました。
では、2011年12月~2012年6月までの
“画像15枚”をどうぞ…。(2012.6現在)
【1:初めてウーパールーパーがやってきた日】

[ウーパールーパー画像 2/15]
水草を見つけたので、乗ってみました。
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[ウーパールーパー画像 3/15]
飼い主が水槽の外から、こちらを見てます。
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【2:ウーパールーパーは好奇心旺盛な生き物】

[ウーパールーパー画像 4/15]
早速、飼い主が“赤虫”を差し出してきました。
生まれつき好奇心が強いので、興味津々です。
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[ウーパールーパー画像 5/15]
とりあえずバタバタしてると、泳げます。
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[ウーパールーパー画像 6/15]
正面から見ると、真ん丸でしょ。
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[ウーパールーパー画像 7/15]
飼い主が向こうで作業しているのを
コッソリ覗いてみました。
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[ウーパールーパー画像 8/15]
ここにきてしばらく経ちました。
だいぶ慣れてきて、今は飼い主がよく言ってる
“テレビ”というものを見てます。
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【3:水草で一休み】

[ウーパールーパー画像 9/15]
水草の上で寝たりするのは気持ちいいです。
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[ウーパールーパー画像 10/15]
新しい水草を買ってもらった!
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[ウーパールーパー画像 11/15]
その水草の鉢に挟まっちゃった…。
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【4:ウチに来て4か月で大きく!】

[ウーパールーパー画像 12/15]
春になって大きくなりました!
(3倍の12センチくらい)
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[ウーパールーパー画像 13/15]
飼い主の手の中でも普通に遊びます。
主にツンツンします。
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[ウーパールーパー画像 14/15]
たまに飼い主の指を“カプ”します。
…ほんの挨拶です。
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[ウーパールーパー画像 15/15]
バイバイ。
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基本的には“のほほん”としています。
プカーッと浮いていたり、底でボーっとしています。
たまに“あくび”もします。


「そもそもウーパールーパーって何?」という話。
実はウーパールーパーはサンショウウオの一種で、
メキシコの湖底に住む「メキシコサラマンダー」のアルビノ種。
決して宇宙から来た生物ではありませんが、
この種だけは両生類にあるはずの「変態」が起きず、
幼生の形態を残したまま大人になり、卵も産みます。
つまりオタマジャクシの形態で大人になり、
交尾して増えるという離れ業をやってのけます。
そういう意味では、まさに“宇宙人的”でさえあります。


「日清焼そばUFOのCM」内で宇宙人的な扱いで紹介されたことから
人気に火が付き、エリマキトカゲと共に大ブレイクしました。
また当時は、故・福田赳夫首相もウーパールーパーを飼っていて、
まさに時代の寵児でした。
なお「UFOのCMソング」は未だに耳に染み付いています。


ウーパールーパーは好奇心旺盛な生き物なので、
目の前のモノを何でも口に入れてしまいます。
砂や小さい砂利を飲み込んでしまうと腸を詰まらせて
大変なことになるので、水槽の下には何も敷かないか、
ウパが飲み込めないサイズの石を敷くのがいいでしょう。


こう見えても、実はかなり悪いです。
目の前のエサを上手く捕捉できず、何度もスカります。
それがまたかわいいんです。
…もっとも、目がいい動物の方が圧倒的少数ですが。


金魚と同じように飼えます。
ただし、ブクブクなどのエアーレーションは必須。
できればウパ1匹で飼い、魚などの混泳もやめましょう。
ウパ同士だと共食いの危険性があり、魚を入れると、
魚がウパのエラを赤虫だと勘違いして齧ってしまいます…。


ウーパールーパーは「水温」に注意!
冬は10℃を下回らないように、
夏は極力27℃以下を保つように…。
特に夏は危険で、28℃を超えると水中の酸素が減るなどして、
ウパが死んでしまう可能性が…。
とにかくヤバいのが「夏」!
一体どうしのげばいいのか!?(続く)


ヤバい「夏」をどう凌ぐか…?
まあ冬はヒーターを入れたらしまいですが、
夏において水温を下げるのは、これがなかなか難しい。
水温を下げる「クーラー」は一式3万円くらい、
月の電気代は5,000円UPで、むしろ部屋の対人用クーラー
を入れっぱにした方がマシ…なんて声も。
いずれにせよ、何とか予算を計上せねば…。


この問題を先日、ペット屋店員にぶつけてみると、
「急場しのぎ」の方法を教えてくれました。
それは2,000円程度の安い「水中ファン」を取り付け、
3℃ほど水温を下げたうえ、
水槽の周りに凍らせたペットボトルで囲むというもの。


自分はこの方法を応用して、100均ダ○ソーで平べったい
「ジェルコンテナ」を6枚(630円)買ってきて、一晩冷凍庫で凍らせ、
翌日の出勤前に水槽にベタッと囲むように立てて並べて出勤。
夕方帰宅すると水温は“20℃ちょっと”だった。
何もしないと25℃を越えているので、これなら何とか!?
(ただ、あくまで6月の話です…ああ水中ファンも買わねば)


赤虫はそこそこ栄養のあるエサですが、
生きている赤虫には寄生虫がいる場合もあり、
ウパに危険が及ぶ場合も…。
ある程度大きくなれば、「キャット」
肉食魚用の固形エサに切り替えた方が…。
なお、水草はできるだけ
ペットショップで買った方が安全です。
最初は近所の池で採ろうと思っていたのですが、
途中で止めました。
最近、カエルを絶滅に追いやると危惧されている
「ツボカビ」が猛威を振るっていて、
実際に今年は近所からカエルが消えているので、
同じ両生類のウパを守るためにあきらめました。


どのくらいのエサを与えればいいかは難しいです。
なぜならウパはいくらでも食べようとするからです。
馬食いならぬ、“ウパ食い”です。
なので、ちょっとずつエサを与えていって、
お腹が少し膨れたらそれが適量です。
エサのあげ過ぎは人間同様、短命に終わります。
あと、ウパなど両生類は基本的に“肉食”ですが、
ウパは水草も食べるので“雑食”です。
いろいろと珍しい生き物ですね。


写真14枚目のカプ(ca-pu)画像ですが、
これはあくまでかわいいウーパールーパーだから出来ること。
もし歯のある魚や鋭いクチバシを持つスッポンだったら…?
だからむやみに動物の口に指を突っ込まないでください。
おバカな冗談は最初から歯が無い池のコイと、
このウーパールーパーだけにしてください。


確かにメキシコなどウーパールーパーを
“食用”にしてきた歴史はあります。
これは日本のクジラ同様、伝統文化だから仕方ありません。
ところがここ最近では日本でも、ごくごく一部の居酒屋などで
ウーパールーパーを調理、“唐揚げ”や“ウーパールーパー丼”
にする店が出てきて、心を痛めています。
しかしそんな気持ちに対し、「むしろ逆差別意識だ」とか、
「見た目がかわいかったら優遇されて食用から外されるのか?」
といった意見もあり、もちろんそれも分かります。
…でも自分は、それでもあえて言いたい。
「食糧難ならともかく、こういったかわいい生き物さえ
平気で食べるようになる未来の方が恐ろしい」と!


ウーパールーパーの卵子からエキスを取り出し、
ガン抑制遺伝子をよみがえらせることでガンを撲滅出来る
かもしれない…というもので、研究段階だそうです。
今後のさらなる研究に乞う、ご期待!