※2009年12月26日の日記です。
左:こんな看板があったとは! 右:路上には事故の痕跡が…。
昨日は銀行に行くために自転車に乗っていると、突然チェーンが外れ、そのまま体勢を崩して前のめりに転倒した。
結構スピードを出していたので、派手に歩道に投げ出され、しばらく身動きすらとれない。
胸と左のふくらはぎ、左肘を強打し、両膝は擦り傷ができ、左手は切り傷を負って、出血してしまった。
全く血まみれのクリスマスだぜ…とやっとのことで立ち上がるとすぐ、事故の記録を撮る。
何か変わったことが起きると即座にカメラを構えるのは、職業病のようなものである。
血がなかなか止まらず、持て余していると、心配した通行人の方が親切にティッシュを分けてくれて、非常にありがたかった。
年の瀬ほど人の温かみを感じるとはいうが、まったくよく言ったもんだ!
なぜに今日だけ休む!
(クリックで拡大)
自転車はカゴが変形していたので、何とか直そうとすると、強打した左腕に何故か力が入らず、あきらめて銀行に行って用事を済ませ、近所に馴染みの自転車屋があるのを思い出して、行くことに。
しかし、まさか自転車が壊れるとは…。
でもこの自転車もよくよく考えれば、ここ1~2年、番組がらみの仕事やダイエットやその他諸々で、1日に15キロ~50キロと走行し、酷使してきた。
普通の家庭で使われる頻度や距離と比べれば、天と地ほどに違うし、それで浮いた交通費も、数十万円は下らないと思う。
もうガタがきていたんだな、と今更ながら思い知らされる。
もっと早くに気づくべきだったのだ。
しかし頑張った結果がコレかよ、と思うと少しやるせない気もするが。
ともあれ、修理するか、もはや新しい自転車を買うかは、自分の判断でなく専門家に聞こう…と馴染みの自転車屋へ。
すると何と、いつもは派手にやっているのに、この日だけ休んでやがる!
しぶしぶ帰宅し、左腕の状況を見てみることにした。
強打した左腕は骨の周囲が腫れているのか、45度の角度で固まってしまい、伸ばすことも曲げることも、痛くて出来ない。
まさか自分は…!!
ハッとそう思うと、帰宅後すぐにゲーム機を取り出した。
腕が動かなくなって、もうゲームが出来なくなったんじゃ…と思うと、居ても立ってもいられなかった。
手の動き自体は全く問題ないし、調子もいい。
(クリックで拡大)
とりあえず、適当に選んで2つほどゲームをやってみる。
…するとこのようにプレイ内容は好調で、ケガの影響を感じさせない。
一応病院に。 早合点は禁物なので…。
(クリックで拡大)
ただ、素人判断は許されないので、病院に行くことに。
自転車はもちろん使えないので、近所の病院でも、それなりに歩く。
左腕が45度のままなので、他人目線で何か変な体勢だ。
20分も歩いてやっと病院に着く。
病院内は精密機器が使えないので、カメラはここまで。
診察券を作って、30分待って、診察室に通された。
医師は、左肘の辺りをグリグリいじり回していたが、「レントゲンを撮らないとケガの状況が分からない」 とのことで、地下でレントゲンを撮る。
レントゲン技師が何とか自分の肘を回転させようと努力し、そのたびに呻くことになる。
そんな時間を5分ほど過ごして、写真が出来、ふたたび医師に呼ばれた。
医師はこういった。
「骨折です」
何てことだ…と頭を抱えた。
生まれてこのかた、自転車から投げ出されたり、階段から落ちたり、自分で作った竹槍に刺さったり…といろいろあったが、骨折に至ったことは、なかった。
これはもう何か、“記録が途切れた不快感” のようなものを感じずにはいられない。
結局こうなってしまった。
(クリックで拡大)
正確には、「左撓骨頭骨折」 といい、もう少し酷ければ手術の可能性もあったとか。
診断書を貰おうかと思ったが、5,000円もするそうなので、メモ用紙に書いてもらった。
結局 「全治2週間」 とのことで、安静にせよとのこと。
「ゲームはどうなりますか?」 と自分が聞くと、
「ゲームでも指は使うでしょ、指を動かすと治りが遅くなるので、ダメです」 …とのことだ。
あと “酒” も骨折時に飲むのはご法度ということで、飲み会は全部断らないといけない。
酒はまあ我慢できるが、ゲームをやれないのは本当に困ったものだ。
しかし2週間も耐えないといけないとは七面倒な…医師がギブスを巻いている間、思わず溜め息が出る。
左手さえ使わなければ、大体のことはOKとの事だったので、この日記を含め、当HPは2週間ばかりは、右手のみでお送りします。
≪関連記事≫
● かわぐちかいじ、右撓骨頭骨折で 『ジパング』 休載。
(※見た目はこんな感じです)
左:こんな看板があったとは! 右:路上には事故の痕跡が…。
昨日は銀行に行くために自転車に乗っていると、突然チェーンが外れ、そのまま体勢を崩して前のめりに転倒した。
結構スピードを出していたので、派手に歩道に投げ出され、しばらく身動きすらとれない。
胸と左のふくらはぎ、左肘を強打し、両膝は擦り傷ができ、左手は切り傷を負って、出血してしまった。
全く血まみれのクリスマスだぜ…とやっとのことで立ち上がるとすぐ、事故の記録を撮る。
何か変わったことが起きると即座にカメラを構えるのは、職業病のようなものである。
血がなかなか止まらず、持て余していると、心配した通行人の方が親切にティッシュを分けてくれて、非常にありがたかった。
年の瀬ほど人の温かみを感じるとはいうが、まったくよく言ったもんだ!
なぜに今日だけ休む!
(クリックで拡大)
自転車はカゴが変形していたので、何とか直そうとすると、強打した左腕に何故か力が入らず、あきらめて銀行に行って用事を済ませ、近所に馴染みの自転車屋があるのを思い出して、行くことに。
しかし、まさか自転車が壊れるとは…。
でもこの自転車もよくよく考えれば、ここ1~2年、番組がらみの仕事やダイエットやその他諸々で、1日に15キロ~50キロと走行し、酷使してきた。
普通の家庭で使われる頻度や距離と比べれば、天と地ほどに違うし、それで浮いた交通費も、数十万円は下らないと思う。
もうガタがきていたんだな、と今更ながら思い知らされる。
もっと早くに気づくべきだったのだ。
しかし頑張った結果がコレかよ、と思うと少しやるせない気もするが。
ともあれ、修理するか、もはや新しい自転車を買うかは、自分の判断でなく専門家に聞こう…と馴染みの自転車屋へ。
すると何と、いつもは派手にやっているのに、この日だけ休んでやがる!
しぶしぶ帰宅し、左腕の状況を見てみることにした。
強打した左腕は骨の周囲が腫れているのか、45度の角度で固まってしまい、伸ばすことも曲げることも、痛くて出来ない。
まさか自分は…!!
ハッとそう思うと、帰宅後すぐにゲーム機を取り出した。
腕が動かなくなって、もうゲームが出来なくなったんじゃ…と思うと、居ても立ってもいられなかった。
手の動き自体は全く問題ないし、調子もいい。
(クリックで拡大)
とりあえず、適当に選んで2つほどゲームをやってみる。
…するとこのようにプレイ内容は好調で、ケガの影響を感じさせない。
一応病院に。 早合点は禁物なので…。
(クリックで拡大)
ただ、素人判断は許されないので、病院に行くことに。
自転車はもちろん使えないので、近所の病院でも、それなりに歩く。
左腕が45度のままなので、他人目線で何か変な体勢だ。
20分も歩いてやっと病院に着く。
病院内は精密機器が使えないので、カメラはここまで。
診察券を作って、30分待って、診察室に通された。
医師は、左肘の辺りをグリグリいじり回していたが、「レントゲンを撮らないとケガの状況が分からない」 とのことで、地下でレントゲンを撮る。
レントゲン技師が何とか自分の肘を回転させようと努力し、そのたびに呻くことになる。
そんな時間を5分ほど過ごして、写真が出来、ふたたび医師に呼ばれた。
医師はこういった。
「骨折です」
何てことだ…と頭を抱えた。
生まれてこのかた、自転車から投げ出されたり、階段から落ちたり、自分で作った竹槍に刺さったり…といろいろあったが、骨折に至ったことは、なかった。
これはもう何か、“記録が途切れた不快感” のようなものを感じずにはいられない。
結局こうなってしまった。
(クリックで拡大)
正確には、「左撓骨頭骨折」 といい、もう少し酷ければ手術の可能性もあったとか。
診断書を貰おうかと思ったが、5,000円もするそうなので、メモ用紙に書いてもらった。
結局 「全治2週間」 とのことで、安静にせよとのこと。
「ゲームはどうなりますか?」 と自分が聞くと、
「ゲームでも指は使うでしょ、指を動かすと治りが遅くなるので、ダメです」 …とのことだ。
あと “酒” も骨折時に飲むのはご法度ということで、飲み会は全部断らないといけない。
酒はまあ我慢できるが、ゲームをやれないのは本当に困ったものだ。
しかし2週間も耐えないといけないとは七面倒な…医師がギブスを巻いている間、思わず溜め息が出る。
左手さえ使わなければ、大体のことはOKとの事だったので、この日記を含め、当HPは2週間ばかりは、右手のみでお送りします。
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(※見た目はこんな感じです)