ウーパールーパーを飼い始めたら…


2011年12月5日の日記です。

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ウーパールーパーの子供を買ってきた。
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 おとといの土曜日は、夕方前には仕事を片付け、ウーパールーパーを買ってきた。

 体長5センチ程度のウーパールーパーの子供で、顔の形が可愛いかったので、購入を決めたのだが、ただこれは、別に衝動買いとかではなく、1週間前から計画していたことなのだ。

 あらかじめ水槽を用意して水草を植えていて、その後、有用なバクテリアが産生されたあたりでブクブク(エアー)を設置、そのポンプのモーターのせいで、先日の「ウチのPC立ち上がり拒否事件 ~私はもう貴方の為に働かない~ 」が起きてしまったというワケなのだ。

 実は1年前から高円寺の雑貨屋の看板ウーパールーパーを見てきて、いつか欲しいと思っていた…。

 とまあ、そんなワケで、買ったウーパールーパーに早速名前を付けることに。

 男の子だったら「総天白龍」(レシラム)、女の子だったら「三留美雪」(ミルフィーユ)にしようとヤル気満々だったのだが、肝心のウーパールーパーの性別が分からないことに気づき、カス並みにググってみると“大人になるまで分からないというオチ”まで付いてきて、結局は「ウパ」と名付けることにしたのだった。


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フワフワと浮いたり泳いだりしている。
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 さて、ウパの飼育だが、“細かい砂利をウパが飲み込んでしまうリスク”があるため、「水槽の下には何も敷かない」のが基本なのだが、風情に欠けるので、やはり砂利を敷いて水草を植えることに。

 一番下に濾過機能のある茶色の細かい砂利を敷き、その上にかなり大きい砂利で完全に覆ってしまう。
 なお大きい砂利は、丸っこいものを買って入れて、たまに混ざる尖った砂利は手作業で取り除いて捨て、ウパの体を傷つけないように工夫する。

 飲み込みがちな細かい砂利は、決して飲み込めない大きな砂利によって阻まれているので、細かい濾過砂利で水はキレイになるし、水草は大砂利の重みで根付くし、それでいてウパの安全も確保出来るというわけだ。

 ウパは元々、メキシコの湖底に棲む生き物なので、その風景を再現したかった。


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何とTVを見始めた…。
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 水槽で泳ぐウパを眺めていたら、夜中になってしまった。
 他の事をする気も、ツイートする気も起きず、ずっと見ていたようだ。

 そして深夜、自分がこのHP日記で使う画像処理作業をしていたら、ウパが水草を座布団代わりにTVを見ているではないか。

 画面が切り替わったり、いろんな色が出るのが珍しいのか、あるいは竹山のキレ芸がそんなに面白いのか、じっと見ているのだ。

 …これは有望かもしれない。

 まあ今は簡単なバラエティー番組を一緒に見ているが、いずれはニュース特番も見てTPP問題を解説して聞かせる予定だ。


◆        ◆        ◆


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丸い葉の水草の上で休んでいる。
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 さて、翌日の日曜日はウパと「皇室日記」を見てから、エサを買いに行くことに。
 固形エサや冷凍赤虫など、いろいろあるそうだが、自分は「生き餌」がいいと思った。

 近所のペット屋には置いていなくて、聞けば釣具屋にあるというので3キロ先の釣具屋へ。
 釣りなど一切やらない自分が、まさか釣具屋に入るなど想像もしていなかった。

 店内はよく分からないアイテムが並び、奥ではコーヒーを飲んだ2秒後のような顔をした釣り師がそれを鑑定している。
 店員も同じ属性のようで、釣り師と何とも深い立ち話をし、まあ自分も内容はともかく、この雰囲気自体は分からないでもない。

 生き餌コーナーでやたら元気に動く水生ゲジゲジを極力見ないようにしながら赤虫を探すが、なかなか見つからない。

 店員に聞くと、一方的に「1個でいいですね」とツイートしつつ、下の引き出しから赤虫を取り出したので、自分が首を伸ばして引き出しの赤虫を見ようとすると「レジに行っててください」と冷たく言い放たれた。

 “ケッ、この素人が…”というのが言外に見え見えで、軽くしょげながら会計を済ませる。
 まあ分からないでもないが、もう少し優しくしてもいいと思うのだが…。


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右は自分の飲むサプリとウパが食べる赤虫。
たまに逆にしてみる。(嘘)

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 持ち帰った赤虫を見て、そのホントに鮮やかな赤色にいたく感動し、キレイなガラスの器に入れてしばし眺める。

 ただ、感動しているばかりだと自分もウパも昼食にありつけないので、ピンセットで1匹つまんで水底にいるウパの目の前に沈めてやる。


◆        ◆        ◆


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これが「スルー力(りょく)」。 社会では必要だ。
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 自分でも惚れ惚れするような“位置合わせ”で赤虫を落としてやったのだが、何とスルーされた。
 これが魚なら、目の前に来る前から気づいて自ら取りに行くところだが、このウパは目の前まで来て、さらに目の前を通過しても気づかない。

 どこをどう見たらそうなるのか…ああ、そういえば売り場のポップに「エサを見つけるのが上手くないです」などと書いてあったのを今更ながら思い出した。
 困ったなと思ったのだが、でもまあ人間の世界でもエサを取るのが下手なのがいっぱいいるのだから…と気持ちを大きく持つことにした。

 本当に困ったのはむしろ、底に沈んだ赤虫の方だ。

 自分が砂利を敷いたせいで、赤虫が砂利の間に挟まってしまい、ようやく気付いたウパがそれを取ろうとしても、その丸い顔が引っ掛かって取れないという寸法だ。
 さらに赤虫側も既に危険を察知しているので、さらに下へ下へ潜り込んでしまい、結局回収不能となる。

 底に何も敷いていない水槽なら、赤虫をバラ撒くだけでエサやり終了でいいのだが、ウチの場合はこういう事情で、1匹づつ確実にウパの口に入れていかないといけない。

 そこでピンセットで赤虫をつまんだまま、ウパの口まで持って行く方法でエサやりを始めたのだが、どうにも成功率が低い。

 ウパがかじりついた瞬間にピンセットを離さないといけないのだが、タイミングが合わず、ウパが赤虫を引き抜けなかったり、逆にかじりつく前に赤虫がピンセットを離れ、またしても砂利の間に落ちてしまう。

 さらに最悪は、そうこう格闘しているうちに、赤虫が潰れて嫌な思いをする。
 …ホトホト困ってしまった。


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我ながらスポイトをこんな形で使うとは…。
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 しかし1時間の格闘の末、ついに「かなりの成功率を誇る方法」を編み出した…!
 それは、「スポイト」を使うやり方だ。

 まず、赤虫を長いスポイトで1匹吸い込む。
 次に、そのスポイトを水槽のウパの前に持って行き、スポイトを軽く押して先から赤虫を“半分程度出してやる”というものだ。

 するとウパは、スポイト圧にもかかわらず、半分出た赤虫を上手く引き抜くので、100%の確率でエサを与えることが出来た。
 うっかりスポイト押し過ぎて水中に赤虫が出てしまっても、すぐであればまた吸って回収出来るので、リトライも効く。

 結局この要領で20匹近く赤虫をあげることが出来た。

 エサをやるとウパは自分にも慣れてきたようで、「エサちょうだい!」といった感じで顔を向けてくるようになった。
 高円寺のウーパールーパーもカメラを向けるとこちらに近寄ってきたが、案外同じ理由だったのかもしれない。

 いずれにせよ、ホントに癒されるし、頑張って大きくしたい。

170マイクロシーベルトの世田谷スーパー、原因は…

2011年10月29日の日記です。

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170マイクロシーベルトが検出された
世田谷のスーパー。

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 さて、昨日世田谷のスーパーで170マイクロシーベルトの放射線が出たニュースがあった。

 なお昨日時点では110マイクロシーベルトとされていたが、その後の再調査で170マイクロシーベルトと判明、不安が広がっている。

 果たして現地のスーパーはどうなっているのか?
 今日、行ってきた。


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スーパーは臨時休業、
周囲にマスコミがごった返す。

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 さて昼前に現地に着くと、まさに世田谷の閑静な住宅地、向かいに中学校があり、見通しのいい場所だ。

 しかしやはり今日ばかりは、スーパーの周囲にマスコミの報道陣が取り囲み、異様な雰囲気になっていた。

 スーパーは「放射能が出たので安全になるまでは休業します」との張り紙と共に閉鎖され、マスコミ報道陣はスーパーの周りをグルグル、隣家の人やスーパーの関係者(?)に取材して回るしかなかったようだ。


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スーパー敷地内は非常線が張られ、
公安関係者しか入れない様子。

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 この500坪以上あると思えるスーパーの敷地には、公安関係者しか入れないようで、たまに警察官が出入りしていた。


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テレ朝がアンテナか計測器(?)を、
のびのびと伸ばしていた。

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 しかしこれだけの大ニュースである、今日ばかりはマスコミと共に、「野次馬」でエライ事になっているかと思いきや、いるのはマスコミの報道陣ばかり、野次馬はほとんどいない!

 普通はこれくらいの事件の場合、報道陣を取り囲むか金魚のフンみたいに、大量の野次馬が付いて回るものだが、そういうのがほとんどいない。

 だから、マスコミを除けば、わりと静かな状況で、何とも拍子抜けな感なのである!
 野次馬はごく少数で、むしろ、通りがかりの近隣住民の方がはるかに多い。

 やはりこれも「放射能の恐怖」というヤツなのだろうか…?

 なので、近隣住民の声を拾ってみた。

 「買い物来てたから、まさかって感じ」(中年女性A)
 「あそこにビンの箱とか積んでるじゃない、ああいうのが怪しいのよ」(中年女性B)
 「ウランが出たのよ」(70代女性)
 「あららら……ゲホッ!」(後期高齢の男性)


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近隣住民の方から、貴重な証言が…!!
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 …と、その時である!
 自分に向かって、ある初老の男性が近寄ってきて自分の取材状況を訊ねてきたではないか。

 自分は「放射性物質はウランとの話も出ていますが、本当のところは分かりません」と答えると、何とこの男性は“驚くべき事実”を話してくれた。

 男性はここに長く住む地元住民で、かつてこのスーパーが出来る前のことについて、知っていたのだ。

 かつてここには、「農業研究施設の寮」と「林」があり、【研究員が実験で使用した薬品を向かいの林に投棄した可能性がある】というのだ!


◆        ◆        ◆


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かつてスーパーが出来る前、
薬品の不法投棄があった!?

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 男性の話の詳細は、こうだ。

 この近くには「アジアから人を集めて農業研究をする施設」があったのだそうだ。
 研究の対象は主に「稲」で、アジアでは二毛作や三毛作が当たり前だったので、さらに収穫を増やそうと、力を入れて研究されていたという。
 その肥料開発研究で用いられた薬品が、スーパーの敷地内にかつてあった「寮」に何らかの形で持ち込まれ、不用になったところで向かいの「林」に捨てたのではないか
……ということだった。

 男性は「だから捨てたヤツが今になって(放射能が)出たんでしょ」と言い、「何も(原因を)難しく考えることはない」別に驚いた様子ではなかったのも印象的だった。


◆        ◆        ◆


 もちろん自分はこの証言によって、「原因が農業研究施設の薬品だ!」と断定するつもりはない。
 しかしここに長く住む男性の言には、重みと信憑性があった。

 また、チェルノブイリ原発事故においても、植物の異常生育が報告されている。
 そしてその中には奇形とともに、「巨大化」があった。

 「放射能が植物を巨大化させる…これを稲の生育に応用できないか」ということは、研究段階では考えられ、実験されてもおかしくない事象である。

 そして使用された薬品が寮の向かいの林、つまり今のスーパーの店舗部分に捨てられた…というのは、決して不自然な推理の流れではない。

 さて、今後調査機関が調べるべきは、
 ①:「男性の証言どおり、このスーパーに農業研究施設の寮と林があったのか」ということと、あった場合は、
 ②:「林に薬品が捨てられた事実があるか」
 ③:「農業研究施設で放射性物質を使った実験が行われていたか」
 ということだろうか。

 果たして原因は農業研究施設で使われた薬品なのか、それとも別の何かなのか…今後の調査と真相究明が待たれる。


※【追記】産経新聞電子版の記事に、
農協の施設があったと報じられている。

大都会にハクビシン、電線を渡るも…


2011年9月24日の日記です。

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家の近くを3匹のハクビシンが
電線渡りをしていた。

 昨日は家を目指して夜道を歩いて近所まで来たところ、頭上に異様な“気配”を感じ、上を見てみると黒い影が電線を伝って動いていた。

 「ハクビシン」だ。
 東京都庁から3キロしか離れていないここ東京・杉並区にも、ハクビシンがいるのである…。

 まあ実のところは、昨年からこの電線上ではハクビシンを確認しているが、すぐにいなくなってよく分からなかったが、今回はモロに確認することとなった…しかも3匹!

 都内にハクビシンがいるのも電線を渡るのもTVなどで知っていたが、生でジックリ見るのは初めてだ。

 写真や動画を撮るため、いつも持っているカメラを慌てて構えつつ観察してみると、3匹はまだ小さく、“子ども”のようで、キレイに並んで向こうの家まで、電線を伝って移動する最中だったようだ。



[動画] ハクビシンの電線渡り
(45秒・音なし)
再生されない場合はAdobe Flash Playerインストールやプラグイン追加をしてみて。


 敏捷なネコでも出来ない電線渡りとは流石なのだが、このように大変器用に尻尾を使ってバランスを取り、電線をスイスイ渡っていく……とまではいかなかったようだ。

 中には“できない子”もいるようで、その辺は人間と同じなようだ。

 一番後ろのハクビシンの子が上手く歩けず、何度も足を滑らせて、前の2匹と大きく距離をあけられてしまった。


◆        ◆        ◆


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上手く渡れず、立ち往生して孤立。
ついにキューキュー鳴き始めた。
果たしてどうなってしまうのか?

 そしてついには立ち往生、“助けて”とばかりにか細い声でキューキュー鳴き始めたのだが、前の2匹が戻ってくることは、一切なかった。

 仲間から見捨てられ、電線が風に揺らされて今にも落ちそうで、下からはカメラのフラッシュを焚かれる……自然とはかくも残酷なのか!

 このハクビシンの子は一体どうなってしまうのか!?


◆        ◆        ◆


 とりあえず落ちてきたら一瞬だけ手で受け止めて、そのままパッと路上に放り出そう(※長く持つと噛みよるので)と思って、真下で蚊に刺されながら待っていたら、ハクビシンの子はついに進むのをあきらめ、元来たところへ電線を逆戻りした。

 それでどうするんだろうと思って見ていたら、ハクビシンの子は大きく迂回して、向こう側の“太めの電線”に乗り換えてスイスイ渡り切り、前の2匹を追いかけて行ったのだった。

<~Fin~>
商品リンク やってはいけないウォーキング商品リンク

朝から死にかけた ~蕎麦アレルギー~

2011年4月21日の日記です。

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カップルの楽しい画像です。
(楽しいのでクリックで拡大しません)

 昨日は朝食を外でとった。
 食べるつもりはなかったのだが、急にお腹が空いてきて、仕事前に駅前の蕎麦屋に入った。

 蕎麦はすぐに運ばれてくるので、有り難い。
 しかし食べ始てしばらくして、ヒリヒリというか、“ピリピリッ” と喉元を痛みが走った。

 その時、自分は 「しまった!!」 と言葉には出さなかったが、叫んだ。

 自分は 「ちょっと体調が悪いみたい。大盛りにしたのにゴメンね」 と謝ると、そのまま250メートル先の病院へ。

 救急車より、ずっと速い。

 そして歩きながらもiPhone4でネットにつなぎ、「アナフィラキシーショック 蕎麦アレルギー」 と検索し、症状や対処法を食い入るように、見る。

 そう、自分は “蕎麦アレルギー” なのだ…いや、つい最近、なったのだ!


◆        ◆        ◆


 例の原発爆発で、1ヶ月前に実家に帰らされていた時、家の蕎麦を食べ、さらに蕎麦湯を飲んだところで、喉元がピリピリ痛んだのだ。

 自分はこの症状をよく知っていた。
 食物アレルギー症状で、最初に出る症状なのだ。

 20歳を越えてからも、いくつかアレルギー症状が起き、それ以降食べられなくなったものも多い。

 そして1ヶ月前、この “蕎麦” も食べられないものに変わってしまったのだ。

 ただそうなったのがつい最近過ぎて、それまで蕎麦を食べ続けてきた習慣から、うっかり食べてしまったというのである!


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 何ということだ、ナッツ類とともに蕎麦は “劇症化” しやすいという。
 最悪のシナリオは、「気道が塞がって窒息死する」 か、「血圧が降下してショック症状に陥る」 である。

 いずれに転んでも命は助からないし、血圧なんて、元からたったの 「上87-下42」 なので、「0」 になるのもさぞかし早かろう。

 自分はiPhone4を落としそうになりながらも坂を上りきり、ものの数分でその先の病院へ辿り着いた。


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 するとどうしたことか、喉元のピリピリは収まり、何かスッキリしているではないか!
 治ったか!?

 いやいや、実はここからが勝負なのである。

 さっき食べた蕎麦はまだ消化していない…消化吸収するには30分かかる。
 真のアナフィラキシーショック症状は、この吸収段階に起きる。

 だから30分の間に、そういった恐るべきことが起きる可能性がまだ残っているのだ!


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 とりあえず自分は病院の広々とした待合室に入り、ここで30分待機することにした。
 ここなら僅かな予兆でも起きたら、スグに医師にかかれる。

 自分は部屋の隅でiPhone4で電話をかける振りをして、そのまま30分、直立不動で待機することにした。

 5分…10分はすぐだったが10分台は長かった。
 手元に軽く汗がにじんできたが、これは症状とは違う。

 そして20分経った、あと10分…!
 いや別に、あと10分だからもう少しとは思えない。
 最後に急変なんていうのもよくあることだ。

 とにかく耐えてくれ、負けないでくれ!!


◆        ◆        ◆


 …ついに30分、何も起きなかった。

 最初の蕎麦を消化吸収し終わった時間だから、この時点で何も起きなければもう、この後も大丈夫ということだ。

 自分は、やった、助かった…とその場に崩れ落ちた。
 そして待合室の人がギョッとした。

 ここは病院だから、調子の悪い人間はいっぱいいる。
 自分がしゃがみこんだのを入り際に見たオバサンが 「ちょっと大丈夫?」 と聞いてきた。

 “別に何でもありません” というのも何か冷たいような気がするので、適当につくろった。


自分:「子供の頃から貧血で倒れたりするんです…」 (※生まれて1回も貧血になった事ないがな!)

オバサン:「最近の子は朝食べないから…朝食をしっかり摂らないと」

自分:「いい事を聞きました、ありがとうございます!」 (※食べ損なったがな!)



 そんなACのような心温まる会話とあいさつをした後、自分は外に出た。


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 結局のところ、アナフィラキシーショックは、“入り口の段階で収まった” ようだ。

 といのも、どうやら食べ始めだったから、大した摂取量じゃなかった上、あの店、肝心の蕎麦粉の含有率がとても低かったようだ。

 これが50%以上入っていたり、10割蕎麦など出す “こだわりの店” だったら、本当にヤバイ事になっていたかも知れない。

 全く……何が幸いするか分からない。

 とまあ、朝からこんなピンチに見舞われ、夕方仕事が終わった時には、神経をすり減らしすぎてすり切ってしまい、グッタリして別の意味で死にそうだった。

 全く、こんな間抜けなことをするのなら、もはやのんびり構えていられない。
 近日中に、病院で検査して、食物アレルギーを全部洗い出すしかない。


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 今まで ①:高波に叩きつけられたり ②:爆弾低気圧に一人だけ巻き込まれたり 、いろんなパターンで死にかけているのだが、今回の相手は自分自身とあって、非常に戦いにくく、苦労した。

 ああ、それにしても、あんなに大好きだった蕎麦が、もう一生食べられないのか…。

 380円がパーになったよりは、年をとるごとに食べれられるモノが減ることの悲しみの方がはるかに大きかった。

 コレはもう運命だからしょうがないのだけど、でもしかし……、当分は 「小麦」 だけは勘弁して欲しい。

 ラーメン記事が書けなくなってしまう!

東日本大震災で消えた卒業式


2011年3月26日の日記です。

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左:東日本大震災の影響で卒業式は中止。
学位の配布のみが行われた。
右:これまで何度説明しても 「芸名ですか?」
と聞かれ続けるのだが、一応 “本名” です。

(クリックで拡大)

 昨日は大学の卒業式のはずだったが、東日本大震災によって、中止になってしまった。

 もはや出慣れてしまった自分は全然構わないが、この日を楽しみにしていた他の方々のことを思うと、不憫でならない。

 しかしこればかりは残念だが仕方ない。
 先日の九段会館の例もあるし、まだ大きな余震が来る可能性がある状態で式典を挙行するリスクは、非常に大きい。

 実際、壊れかかった建物が、余震の駄目押しで倒壊した例も多いのだ。


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 ということで、昨日は卒業式はなく、「学位記」(卒業証書) の配布の日となり、ただ取りに行って帰るだけの少々寂しいものとなってしまった。

 ただこんな中でも、特に女子は一応晴れの日ということで袴で着飾っていて、それを見ると少し気が重くなった。

 ただ自分自身は普段着で寄って、サラッとドライにもらってきた。
 自分も商品の納品のついでだったし、式典がなくなったんだからまあ “おあいこ” かな…と。


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 ついでに卒業証明書と成績証明書も機械だが、発行してもらってきた。

 成績は、2年間で、「優×21」 「良×7」 「可×1」 だった。
 TV番組で忙しかったのを割り引けば、さほど悪くないと思う。

 なお、「学位記」 の受け取り場所がまさかの “プレハブ建物” なのは、東日本大震災とは全く関係ございません。


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店頭ディスプレイなどは、全部消えている。
(クリックで拡大)

 さて、その後すぐに秋葉原へ行き、早々に納品を済ませた。

 その帰りに街を見ると、街頭ビジョンはもちろん、店頭の宣伝ディスプレイも消え、これが秋葉原か…と思った。

 ディスプレイやさまざまな電気装飾の恩恵はかなり大きかったようで、それを失った途端、どこにでもある街のように見えたのだ。
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